魚卵「とびっこ」は、かつて脇役とされたトビウオの卵ですが、現在はイクラの高騰や海外需要増加が背景となり、その人気が急上昇しています。とびっこは主にすしや料理の食材として使用され、国内外で幅広い用途で親しまれています。2023年1月時点で、500グラムパックの卸売価格が2000年代の2倍以上に達し、その原料価格が過去15年で3~4倍に高騰しています。特に、日本国内では寿司業界や家庭での利用が拡大し、海外ではアメリカのカリフォルニアロール、中国の鍋料理、韓国のビビンバなどへ使用され多方面で需要が増えています。一方で、価格高騰に伴い、日本国内ではカズノコのバラ子などへの代替使用も進行中です。

魚卵の価格高騰と変わりゆく食文化の状況は、市場が直面している課題と機会を際立たせています。この事態は単なる消費者の嗜好の変化だけでなく、環境変化による漁獲量の減少、円安の経済的影響、そして海外市場との競争によるものです。
トビウオの卵がイクラやカズノコを凌ぐ高値で取引される現状は異常であり、消費者にさらなる経済的負担を強いる結果につながりかねません。

まず、持続可能な漁業政策を強化し、魚卵の供給安定化を図ることが急務です。トビウオを含む関連資源を効率的に管理し、国内市場向けの漁業支援と価格調整を組み合わせるべきです。次に、円安がもたらす輸入商品の高騰への対策として、国内加工技術の向上と地域ブランドの育成を進める必要があります。最後に、消費者教育を通じて、魚卵を含む海産物の多様な利用方法を推進し、均衡の取れた市場を目指すべきです。

日本の食文化が世界的に注目される一方、国内消費者が負担を強いられる状況を放置してはなりません。
今後は、需要増がもたらす経済効果を活用しつつ、持続可能な解決策を実現する必要があります。
ネットからのコメント
1、回転寿司でとびっこは安くてよく食べてましたが、あの色は着色されてたんですね、知りませんでした。そして値段も倍以上になっているとは。家族で回転寿司に行くと前は5〜6000円で済んでいたのが、今では普通に1万円超えますもんね、ほんとにありとあらゆる物の値段が上がって大変。安い魚卵を探して提供してくれるバイヤーさん始めとする関係者の皆様の努力に感謝です。
2、とびっこと言えば、お寿司の軍艦巻きのイメージですが、最近は高級食材になりつつあるんですね。元々はインドネシアのトビウオ漁の卵を、もったいないから活用しようということで始まったのが、今ではイクラの代わりに海外でも人気が出て、円安もあって値上がりしていると聞き、昔は脇役だった魚卵が、今ではすっかり主役の座にいることに、時代の変化を感じます。
3、とびっこは本当に美味しくて昔から大好物だった。声を大にして言わなかった食材まで高騰は流石に危機感を覚える。
インバウンドとか日本の魅力を伝えようとか言うけど、じゃあそれで海外の人に日本の良さを知ってもらって現実的に我々の生活が良くなっているとはあまり思う機会はない。むしろ海外で不人気のサンマやマグロが高騰。魚卵のイクラなんかは海外では捨てるのが当たり前だったのを日本食で見直されて高騰してる。ホテルや宿泊施設や観光地の物価や飲食店もどんどん値上がりしている。確かに潤う人達もいるんだろうけど、大多数の日本人は肌感としては外国人が日本に来て、良かったと思えることは少ない。名所や名店は外国人ばかりで楽しめなくなった。訪日観光客と日本人の価格設定を変えたり、国民に還元される仕組みとかの構築は不可欠ではないだろうか。
4、子供がこれ、大好きです。高くなってしまうと・・つらいなぁ。たまに食べれればいいやってなるのかな。昔は○○やすかったのに、って思うこと多くなったよね。仕方のないこと?なのかもだけど、、もう、高そうなところは素通りしてる、正月はみんなが集まるから奮発したけど、金銭感覚麻痺させないと、買えないよな?w日常、高いなって思って、買わないものも増えたわ、どうしてもって時には買う感じ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8b23581a55eabb4fb6fce7f1b6bf498f80ef7586,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]