人工知能(AI)やロボットなどを担当する専門人材が、2040年までに339万人不足することが経済産業省の推計で明らかになった。専門職全体では1867万人分の仕事に対し181万人が不足し、特にAI・ロボット分野では供給が需要の57%にとどまる深刻な状況となる。一方で、事務職は供給過多となり、8地域でミスマッチが発生。特に関東地方では需給不均衡が顕著で、経産省と文科省は全国10地域で人材育成構想会議を設け、需給均衡や職種転換を含む解決策を議論する予定だ。

将来の労働市場の深刻な潜在問題を指摘するこの報告は、根本的な制度と政策の欠陥が見過ごされてきた結果だ。AIやロボット技術の需要が急増するにもかかわらず、専門職育成の戦略が地域間で均等になされていない点は責任放棄以外の何物でもない。さらに、事務職の供給過剰が見込まれる現状は、教育システムが産業構造の変化に適応できていないことを強く示している。
この問題を解決するには、まず教育制度改革が不可欠である。具体的には、AI・ロボット分野の専門教育を高校から積極的に取り入れること、地域ごとの産業構造に即した職業訓練プログラムの充実、さらに企業による産業訓練プログラムへの助成金供与が挙げられる。加えて、地域間の人材移動を円滑化する政策(税優遇・補助金)も併せて推進すべきだ。
もしこのまま対策が怠られるなら、日本の経済競争力だけでなく地域全体の活力が衰退し、取り返しのつかない状態に陥るだろう。技術革新を進める力を育てることは、単なる未来への投資ではなく、国としての生存戦略であるべきだ。今こそ、一人一人のスキルを適正化するための体系的な改革に立ち向かうべきだ。
ネットからのコメント
1、339万人てのは少々盛りすぎのようにも感じるが、、、ニーズが存在していのは事実であろう。が、その339万人は果たして恒常的に労働できるのであろうかとも思う。過去、IT人材はxxx万人不足するという警鐘は幾度となく行われてきたが、企業は利益追求の名のもと労働者を酷使し不要になり次第リストラや契約解除を行い続けた。
そのような労働環境で果たして人材は育つのだろうか?そもそも土壌を改善しないと安定した技術者は育たないのではないかと思う。
2、AI専門人材が2040年に339万人不足するというのはAIの進歩が未知数であることが考慮されていない気がします。今の日本のIT技術者で144万人というデータもあります。どういった職種までカウントするのかにもよるかもしれませんが。そもそも2040年には、脳とPCをつなぐ技術さえ出来ている可能性さえあると思います。
3、体感でAIが業務の60%程度の領域において既に95%の実務者の能力を上回ってしまったソフトウェアエンジニア領域にいて思うけど、AIが本当に価値を有むならそんなに人はいらないと思う。効率化されると人がいらなくなるのでただしAIブームという名目でAIのお世話をする業務が無限に生み出されるならそういう未来もあるのかもしれない。AIのせいで無駄な仕事が増えるばかりで全くAIによって世界が豊かにならない世界線ねそれにしてもソフトウェアエンジニアというLLMとの相性が異常に良い領域だからとはいえ、たった1~2年でAIに任せられるとは思えない状態から誰も想像できない驚異的な進歩を遂げたのに、2040年の予測とは悠長な話だ
4、今から15年前の2011年時点ではここまでAIが社会に浸透すると思われていなかったし、AI人材なんてものも特別求められていなかったんだよねぶっちゃけ、今から15年後にどんな技術が世の主流を占めるかとか、どんな人材が必要になるかなんて誰にもわからないよそしてそれは少なくとも「今」の技術ではない必要なのは「今」必要な人材を確保することと、未来に向けてより良い技術の開発を怠らないことくらいじゃないかな
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/44fd5e6c7c560c790acc6f9a81d9bd9cd011b179,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]