東大医学部附属病院にて汚職事件が発覚し、複数の医師が逮捕されたことを受け、東大は28日に記者会見を開いた。藤井輝夫総長は、教職員の倫理意識の希薄さやチェック機能の不全が不祥事の背景にあるとし、謝罪した。昨年11月、医療機器メーカーから賄賂を受け取った容疑で准教授が逮捕、起訴された。また、今月24日には佐藤伸一元教授が約180万円相当の接待を受けたとして逮捕され、同席した特任准教授も書類送検された。これら一連の事象で病院長は辞任し、藤井総長はさらに懲戒解雇を説明する一方、全学調査では倫理違反が22件発覚した。10兆円規模で設立した大学ファンドの認定審査に影響が懸念される。

東京大学のこの度の不祥事は、問題の根深さを痛感させるものです。まず、トップ教育機関として社会の信頼を失うことが、不祥事の重大性を浮き彫りにしています。
倫理意識の希薄さやチェック機能の不全、縦割り組織風土が背後にあり、これらは制度の欠陥にほかなりません。この状況を改善するには、具体策の実施が急務です。第一に、内部監査体制の強化、第二に、倫理教育の抜本的見直し、第三に、横断的コミュニケーションの促進が必要です。これらの対策は、大学にとって新たな価値観を醸成する機会であるはずです。その機会を逃せば、次世代の教育と研究の場に重大かつ不可逆的な影響をもたらすことになるでしょう。競争力と信頼性を取り戻すための責任を問いただし、高等教育の未来を守るべきです。
ネットからのコメント
1、東大の教員からの接待要求に苦しんでいる業者の方々は、ぜひ世の中に明らかにして欲しい。どうせ東大に通報しても揉み消されるだけなので、同時にマスコミとかSNSで発表するのが良い。改善するのは今です。
2、ノーベル医学生理学賞を受賞した日本人は、京都大学医学部出身が2名、京都大学理学部が1名、東京大理学部が1名、神戸大学医学部が1名。日本で一番成績優秀な学生を入学させておいて、東大医学部出身は1名もいない。
何かが、おかしいと思う。
3、今回の東大病院の不祥事に関する会見は、日本を代表する大学であっても組織の慢心や構造的な問題から不正が起こり得ることを強く示していると感じた。医師個人の資質だけでなく、倫理意識の希薄化やチェック機能の不全、縦割りの組織風土といった背景を大学側が認めた点は重要だと思う。一方で、これまでそれらが放置されてきた事実は重く、社会からの信頼回復は容易ではないだろう。リスク管理の最高責任者を置くという対策が形式的なものに終わらず、現場レベルでの意識改革につながるかが問われている。今回の反省を一過性にせず、透明性の高い組織運営を実現してほしい。
4、東大総長が謝罪したとはいえ、「信頼を損ねた」で済ませられる問題ではないと思う。高額接待を含む倫理違反が新たに22件も発覚したという事実は、個人の不祥事というより、大学全体のガバナンスの甘さを示している。東大は日本の学術界のトップであり、国費も多く投入されている機関だ。そのトップや幹部が倫理を軽視していたとなれば、学生や研究者、社会全体に与える影響は大きい。
「知らなかった」「再発防止に努める」という言葉だけでは、納得できない人も多いだろう。本当に信頼回復を目指すのであれば、第三者による徹底した調査と、責任の所在を明確にした処分、そして透明性の高い再発防止策が不可欠だ。権威ある組織ほど、自浄作用が問われていると思う
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6f6a574c87c82b84920e989521788fd690d0a2b1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]