急速な円高が進む中、財務省が直近1か月(先月29日~今月28日)の為替介入実績について発表し、0円であったことが明らかとなりました。介入の憶測が広がる中で、市場では注目が集まっていました。具体的には、今月23日に日銀の植田総裁が会見を行い、1ドル=159円まで円が下落した後、一転して円が買い戻され円高が急進。この値動きに対し、政府および日銀は為替介入を実施していないことが公式に確認されました。

円相場の劇的な変動と政府の介入がないという事実は重要な議論を呼びます。財務省や日銀が明示的な為替介入を行わない理由には、現行の政策の限界が存在するようです。まず、円安から一転した円高の極端な変動を放置した結果、市場の安定性が損なわれる現状が深刻であり、市場の混乱は企業活動や国民生活の不安定化を助長しています。ここには迅速な対応の欠如が見え隠れします。
本質的な問題には日本の金融政策の限界とその透明性があることが考えられます。インフレ指標や金利操作の影響が適切に市場へ反映されているのか、あるいはその透明性が市場参加者に十分に共有されているのかが疑問視されていて、これが変動リスクを高める背景となっています。
解決策としては、①介入基準および目的の明確化を早急に進め、市場への透明な情報公開を図ること、②為替操作だけでなく関連政策(例えば財政政策や金利方針など)の見直しにより市場安定を目指すこと、③国際的な協調体制の構築により為替リスクを分担すること。このような積極策が必要不可欠と言えるでしょう。
現行のままでは、個人や企業だけでなく日本政府自身も早急な悪影響を免れることはできません。為替問題は他人事ではなく、国家の足元から見直すべき現実的な課題です。
ネットからのコメント
1、かなり大きく不自然に動いたので、為替介入がなかったのは意外。おそらく日米レートチェックでプレッシャーを与えたのだろう。これで円高に向かうかというと疑問で、長期的には円は安くなっていくと見る。
つまり物価高はひどくなる。私はこの物価高は多くの日本人を苦しめる、いずれは国民が悲鳴を上げるようになると思う。何が原因なのか、なぜ円の価値が下落しているのかを国民が理解しない限り、日本は変われないと思う。物価高に不満を言いながら積極財政派の高市さんが人気化するなど、国民が通貨の構造的な問題を理解できていない証拠なのだ。
2、日米共同のレートチェックはかなり効果的ですね、もしまた円安が進んでくればどこかで本当に為替介入するかもしれません。ただ、トランプさんの意を汲む人がFRBの次期議長にソロソロ決まりそうなので、先行して利下げを見込みこのままドル安が継続する可能性もあるでしょう。
3、円高といっても、高市氏が自民党総裁に就任した直後のレート(147円)より、まだ、6円ほど円安である。日本側の為替介入は、3回程度しかできないことが、昨年から指摘されているように、政府・日銀の手の内はマーケット参加者に知られているのでは。このため、政府・日銀は、なかなか為替介入に踏み切れないのでは。
4、1ドル80円台の時に、50円まで円高が進んでもおかしくないと言っていたのがマスコミ。
私はそんなことあるかい、と思い、20万ドルを購入しました。ドルもしばらくは金利もついていませんでしたが、10年くらい前から金利もつき始めて、今では毎月800ドルほどの金利が出ています。それでも、160円は行き過ぎたレートだと思いますので、みんなが円安・株高で浮かれている今、160円でドルを売ろうと思っていた矢先の円高でした。。。買いは易しい、売りは難しいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/01e98f7e269060a263eff6cf66d2bde0fb8b4f9f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]