事件概要:ミラノ・コルティナ五輪が開催されるイタリア北部コルティナダンペッツォ近郊で、11歳の少年がバスの特別料金を支払えず降ろされ、氷点下で雪が降る中を約6キロ歩いて帰宅するという出来事が起こりました。料金の値上げは五輪に向けた影響であり、運転手自身も「判断ミスだった」と認めています。この件は、地元住民の間で五輪開催に伴う値上げへの不満が広がる一因となっています。一方で、その少年が五輪開会式に招待され、明るい話題としても注目されています。母親は息子の喜びを地元メディアに語り、「素晴らしい贈り物だ」とコメントしました。

コメント:この出来事は、経済的な負担が個人にどれほど深刻な影響を与えるかを浮き彫りにしています。五輪開催を契機とした価格高騰政策が地域住民の生活を脅かす一方、今回の事例では一人の少年が厳しい状況に追い込まれました。
バス運転手の人間的な判断ミスと認める発言は重要ですが、それが氷点下の環境下で起きたことは極めて不適切です。
問題の背景には、大規模イベントが地域住民の生活に悪影響を与えないための配慮不足があります。これを改善するためには、価格設定に透明性を持たせることや、低所得者層への料金割引を導入すること、大規模イベント開催に伴う影響評価の厳格化が求められます。また、公共交通機関の利用規制においては一般市民への負担を最小限に抑えるべきです。
豪華で国際的な五輪の裏側には、生活苦に追い込まれる住民がいるという現実があります。スポーツの純粋な精神を守るためにも、環境や経済政策の再考が不可欠です。この少年の笑顔が社会に真の気づきをもたらすことを願います。
ネットからのコメント
1、これは…イタリアでの話だからなあ…。日本の感覚は通用しないと思います。南部に比べれば北部はマシといえども、公共交通機関の情報発信が信用できないのがイタリア。公式サイトの時刻表とバス停の掲示が違うことがあり、さらにバスは遅延が当たり前、それがイタリア。
そして運賃は日本のように現金払いではなく、事前にチケットを購入して乗るのが普通(乗車時の現金払いができても割高になることがある)。そんなだから、一概に保護者の調べ不足と責められない。英語記事によれば、通常運賃が2.5ユーロのところ、五輪期間特別運賃で10ユーロに値上げ。なお、定期券保持者は追加不要で乗車可能とのこと。少年が通常の乗車券で乗ろうとしたのを運転手が拒否して「歩いて帰れ」と言い、少年が2.5ユーロの乗車券4枚(=10ユーロ分)で乗車することも拒否したとのこと。この気温で「歩いて帰れ」は児童虐待にあたるとして問題になったそう。
2、親が気を付けてあげていればよかったねそれにしても自宅に帰るだけなのにオリンピックで特別料金なのはちょっとやだな住民とそうじゃない観光客で分けられないのかな
3、極寒の中でしょ?6キロも歩くなんて…あまりにも酷いよ。親御さんの連絡先や学校を聞くとかして後払いで乗せてあげても良かったと思う。この少年が無事でいてくれたことに感謝しなくてはならないと思う。
4、日本では正論がゆるぎないものと考える人も多いから、親に批判、運転手が正しいと思う人が多いでしょう。でも命に関わるかもしれない状況。正論よりも優しい正義を見せて欲しかったと思う。我が子が小2の頃、通学時に乗り過ごし、循環だったので「そのまま乗ってていいよ」と言ってくれた運転手さんがいました。帰りが遅くて心配でたまりませんでしたが、事情を知り、とても温かい気持ちになりました。お礼を伝え、バス代の支払いに行くと伝えたら、「無事にご帰宅出来てよかったです。代金はいらないのでまたご乗車ください」と、仰っていただきました。子供料金が80円程度だった頃。もう20年以上昔の話ですが、今でも心配だった気持ちと感謝の気持ちが沸いてきます。いつまでも心に残る記憶です。正論と正義。どちらも間違いではないと思いますが、「思いやり」がプラスされると、幸せな気持ちになるのは世界共通だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/21cb78290ea5e1cbe5366b6c3955e1f59eaccdd2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]