事件概要:近年、全国的に麻辣湯専門店が急増しており、唐揚げ店やラーメン店が麻辣湯店へと転換するケースも相次いでいる。麻辣湯の人気はSNSや若い女性の支持を背景に拡大し、2025年には飲食フード部門賞を受賞するなど注目を集めている。一方で、店舗数の急増は過当競争や味の品質低下など業界全体の危機を招く可能性があり、短期間で50店舗超に拡大した「七宝麻辣湯」を含む業界の持続性が懸念されている。今後の競争激化による値下げ競争や店舗淘汰が予測されるブームの行方が注目されている。

コメント:急増する麻辣湯専門店には、飲食トレンドの光と影が浮き彫りになる。今ブームを牽引している麻辣湯はヘルシー志向や自由なカスタマイズ性が支持を集めつつも、業界全体に過剰な出店が進行する事態は、過去に見られた唐揚げ店やタピオカ店と同様の縮小プロセスを再び招きかねない。
問題の核心は、無計画な集中出店により競争が激化し、店同士の顧客奪い合いが進むことだ。その結果、味や体験よりも「価格競争」に焦点が移り、品質の低下や消耗戦へ陥る恐れがある。さらに麻辣湯は食べる人を選ぶ側面も強く、消費者層が狭まる中での供給過多は明確なリスクと言える。
解決策としては、①出店ペースの調整と計画性を持った展開、②既存店の差別化戦略として品質重視の経営、③フード業界全体の持続可能性を意識した適正な競争秩序の確立が重要である。
この状況は、飲食業界の繁栄の一方で、自らの首を絞める「カニバリズム」の危うさを痛感するべき瞬間であり、最終的に生き残るのは、消費者に真正面から向き合う堅実な店舗だけである。それこそが「ブーム」に巻き込まれるべきではない本来の在り方と言えよう。
ネットからのコメント
1、まあ日本人は流行り物には弱いので、流行になると一気に開店ラッシュとなる。結局流行が去るとほとんどは撤退するが、これまた日本人の特性か拘りのある店主は撤退せず粘り強く研鑽を重ねて、名店が生まれる。流行が起こる度、日本は同じような事を繰り返し、結果的に世界で類を見ない程、多種多様な分野の飲食店で名店が誕生する事になった。
食については日本人として生まれて心底良かったなと思う。
2、タピオカ、高級食パン、唐揚げ……。これまで何度も見てきた光景です。参入障壁が低くて利益率が高い商売は、あっという間に供給過剰になって共倒れする。 特に麻辣湯は、衛生管理がしっかりしていないとトッピングの量り売りコーナーが心配になります。これから夏場に向けて、管理が杜撰な『にわか店舗』が出てこないことを祈ります。結局、最後は信頼できるチェーン店か、よほど味のいい個人店だけになる気がしますね。
3、タピオカとかと同じになる気はするけど、バイキング形式で取れるから物珍しくて楽しいんだろうけど高いとこは高くなるなって印象。けど自宅でも出来そうな材料だから手軽に細々と続くんじゃないかとも思う
4、ブームって悪くない側面もあって、唐揚げ専門店も食パンもタピオカも、一気に増えて「美味しいちゃんとしたところだけ」残った。鶏からあげ買って帰ることに(自分で作っていないという)申し訳ない気持ちを持つことなく抵抗なくなって、気分の上でも助かる。食パンも近場の駅にまだあるので、たまに買うとやっぱり喜んで食べてくれるし。
タピオカだって、ゴンチャが残って店舗増やしてくれてて嬉しい。たまたま流行りのものが全部好きだったこともあって、ブーム後の生活は前よりちょっと楽しくなってる。麻辣湯も中華屋さんの定番化してティラミスみたいに当たり前に食べられるようになりそう。流行りが去った後はちょっとだけ生活が楽しくなる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fed2c3cf08342eddf690c5214598cc2479386e0c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]