3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、米大リーグ所属選手が保険の審査基準により出場を断念する事例が相次いでいます。複数回の手術歴や、前年シーズンの長期負傷者リスト入りなどが原因で保険適用が難しく、欠場中の年俸不支給リスクが生じます。プエルトリコ主将だったリンドーや37歳のロハスも出場を断念し、参加辞退を検討する国も。2023年大会でもスター選手の辞退があり、大会の活気が損なわれる恐れがあります。

この問題はスポーツの枠を超えた制度的欠陥を浮き彫りにしています。保険の審査基準が厳格すぎる点から、大リーグ機構および選手会の責任を問わざるを得ません。本件で最も異常なのは、選手がリスクを背負いながら国際大会に挑むべきであるという暗黙のプレッシャーです。
まず、審査基準の透明化と見直しが急務です。選手会がより大きな交渉力を発揮し、保険条件を選手の参加を促進するものへと改善する必要があります。
また、WBC主催者は大会の意義を守るため、選手保護を徹底し、国際スポーツへの共通基準を提唱すべきです。そしてファンや競技者は、この問題を関心を持って監視し、大会の理念を支える声を上げるべきです。
選手が安心して国際舞台に立てる環境が整備されるべきであり、これ以上の逸失を許さない姿勢が求められます。スポーツは競技のためだけではなく、社会の豊かさを表現する大切な場でもあるのです。失われたものを取り戻すため、更なる努力が必要です。
ネットからのコメント
1、色々難しいよね。アスリートは身体を使って稼ぐお仕事だけど、その一時的な大会で怪我してその年は全休になったら球団側は悲鳴上げるけど、保険で補償されるなら本人の意を汲みたいって部分はあるけど、保険会社からしたら大量にレギュラー選手が出場して怪我したら補償額は幾らになるかで悲鳴上げるよね。各国はオールスターで出たいのは分かるけどね。
2、WBCの賞金総額は、約20億円。サッカーのワールドカップの場合は、1000億円。サッカーの場合、代表選手を輩出したチームにも人数に応じて金が支払われる。
サッカーはFIFAの主催だが、WBCの場合、MLBの主催。もともと第1回大会も、あまりにもMLBの利益優先の大会だったため、NPBは出場辞退も考えた。確かグッズの販売収益を日本に認める事を条件に出場を決めた。やはり中立の立場組織が主催すべきだろう。
3、元々WBCはレギュラーシーズンの開幕前に無理やり日程を詰め込んだものなので、故障リスク回避と出場辞退はワンセットの関係にある。大会のボルテージが上がって出場を望む選手が増えた一方、球団はサラリーの高騰に伴って故障を恐れ、保険会社は保険料を引き上げ、場合によっては保険契約そのものを拒む。ゆえに辞退が相次ぐのは一定仕方のないことなのだが、中南米諸国の選手はその仕組みを逆手に取って出場を阻まれている節(ふし)があり、そこで新たな歪みが発生している。主催者のMLBは自分達の都合の良いルールで大会を運営し、中南米のチームを弱体化させ、宗主国の米国と、金の成る木の日本の対決に持ち込ませたいのかもしれない。かねてからこの大会のいびつな構造に疑問があるところ、前回の予選ラウンド中に起きた対戦カード変更騒動で更に不信感を強めてしまったので、今回もまたかと思っている。
4、保険会社は100%損得勘定のみで当たり前。でも、WBCをサッカーW杯みたいにして野球を世界に普及させようという理念があるなら、球団・MLB機構・選手会(選手個人)どれかが、もしくはそれぞれがそれなりのリスクを背負わないと理想など達成できるワケない。ケガはしたくない、ケガしても年俸は満額貰いたい、野球を広めてMLBの収益を上げたいけど選手を派遣したくない、怪我をしたら年俸払いたくないそれぞれが正論ではあるが結局どれもリスクを負わずに自分(たち)のことしか考えてないからファンが見たいものがいつまで経っても実現しない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/23b8ab1eac0fffec903e1e1015fd08c1e9fbf35a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]