アメリカのトランプ大統領は日本時間の午前7時すぎ、ウクライナのゼレンスキー大統領とヨーロッパの首脳らとの会談が終了したとSNSに投稿しました。この会談では、ウクライナが求めるロシアからの再攻撃を防ぐ「安全の保証」が話し合われ、アメリカとの協調のもとにヨーロッパ各国が提供するとされています。さらにトランプ氏は会談終了後にプーチン大統領へ電話で、プーチン氏とゼレンスキー氏の首脳会談を調整すると明らかにしました。
今後は、2者の会談を経てトランプ氏を交えた3者会談を行う方針で、これは4年続く戦争の中で重要な一歩であるとトランプ氏は強調しています。
この状況は、長期間の紛争の続くウクライナにおいて一見希望の兆しを見せていますが、実際の進捗が求められる段階です。戦争の継続と地域の緊張は決して軽視できるものではありません。まず、確固たる「安全の保証」を実効性のあるものにするため、具体的な契約や監視体制を設ける必要があります。第二に、ロシアとの交渉において透明性を高め、国際社会全体に意思決定過程を公にすることが求められます。さらに、ヨーロッパとアメリカの協力体制を強化し、地域の安定を長期的に確保するための包括的な戦略を策定する必要があります。具体的な行動が必要であり、ただの約束に留まってはトランプ氏の「非常に良い一歩」は無意味に終わることでしょう。
価値観の対比を通じて、平和と戦争の境界線を明確にし、実際の行動へとつなげることが急務です。
ネットからのコメント
1、大変残念ですが、ウクライナが領土割譲をせずに停戦するのは現実的に考えて無理そうです。これ以上侵攻されないようにアメリカと安全保障で握る必要がありますが、果たしてどうなるんでしょうか。北方領土や竹島と同様に領土は一旦取られてしまったら二度と返ってこないです。尖閣で同じ轍を踏まないようにしっかりと対応してほしいです。
2、いずれにしろ、ウクライナは領土をロシアに譲渡する形になる事は間違いない。アメリカが仲裁に入っても核を保持しているロシアはアメリカの言う事も聞かないし、アメリカも結局は何も出来ない。飛行機でアラスカに来て話しあっても昼ご飯を食べただけかな。この光景を世界は注目している。核を保持している国は何しても許される事の証明です。日本国も早急に備える事が得策かな。
3、和平と言う名前の、事実上のウクライナの降伏とでも言うべき交渉に最後はなるんだろうと思います。間違いなく領土の回復は難しいし、今の状態では、ロシアはそのまま戦闘を続ける状況になるので、結局ロシア主導のための有利な交渉になると言うだけ。
この交渉がまとまったところで、これでノーベル平和賞をぜひとも欲しがっているこの方は、実績を強調するんだろうと思う。結局、得をするのはプーチンだけだと言う。
4、ウクライナの敗戦ではなく、アメリカとヨーロッパの敗戦に等しい。 特に紛争地域におけるロシア、中国、北朝鮮、インドの影響力は計りしれず、そういった国を懐柔しだしたら世界の勢力図は大きく変わるだろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7a8677c2faab7c5d08138f87de8837ca18b7dcb4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]