トヨタの記事内容について以下で対応します。
トヨタ自動車は、材料費やエネルギーコスト、人件費などの高騰が続く中、取引先企業を支援するため、過去4年半で約5兆1000億円相当のコスト上昇分を負担したことを発表した。この異例の発信は、同社がX(旧ツイッター)で明らかにしたもので、衆院選や春季労使交渉を控えた背景があるという。トヨタは取引先の状況を確認しながら値上げを認めてきた一方、価格上昇が続けば日本車の競争力に悪影響を及ぼすと警鐘を鳴らしている。さらに日本の経済界全体で求められる高賃上げの流れに対する牽制や、巨大産業としての責任感を軸に難局に対応する姿勢を示した。

現在の状況において、トヨタの対応は一見すれば社会的責任を果たしているように映りますが、根本的な問題は軽視されつつあると感じます。
第一に、なぜ取引先が自ら値上げを申し出にくい状況にあるのかという構造的な圧力が問題です。これには、経済界全体のパワーバランスや、競争力の維持を名目とした強いコスト圧力が影響していると考えられます。その背景には、価格競争を重視する市場原理が過度に事業を縛り、取引条件を不透明なままにしていることがあるでしょう。
具体的な解決策としては、以下を提案します:
取引条件の透明性強化:大企業から中小企業への取引過程を公開し、不公平なコスト負担を明らかにする仕組みを導入する。
産業全体での利益配分見直し:大手企業の利益を下層のサプライチェーンへ分配する法的ガイドラインを策定する。
政府介入による適正競争の監視:政策的に大企業の市場支配力を見直し、フェアな競争環境を構築する。
トヨタが公表した「取引先への支援」は称賛に値しますが、それ以上に、日本が直面している労使問題や社会全体の持続可能性について、抜本的対応が求められる時期にきています。この点を見過ごしては、日本経済全体が停滞から抜け出せないでしょう。適正取引と価格反映が実現することで、ようやく本質的な解決が見えてくるはずです。
ネットからのコメント
1、「価格を上げざるを得なくなる」というトヨタのメッセージは非常に重く、私たち消費者も「良いものを安く」というデフレマインドから脱却しなければならない時期に来ているのだと痛感させられます。取引先に適正な対価を支払えば当然車の値段は上がりますが、給料が上がらないまま物価だけが上がれば誰も車を買えなくなり、結果として日本の基幹産業が衰退してしまうという負のスパイラルへの警告ではないでしょうか。佐藤社長が仰るように、この適正取引の流れが1次下請けだけでなく2次3次の町工場や末端の物流現場にまでしっかりと浸透し、そこで働く人々の賃上げに繋がることを切に願います。
2、トヨタに限らず自動車メーカーに感じるのは本来便利な機能なんでしょうが、ほとんど使用しないような装備をつけて車体価格を上げるより昔みたいに装備が少なくても運転していて楽しくて低価格の車を開発してはどうですか。近年、若者の車離れが言われますが高くて買えないだけのような気がしてなりません。この際、検討してみては。
3、自動車は、既に十分お高いですし、価格も着々と上がってきました。
安全性能や標準化が求められる機能もあり、価格が上昇してきた事は理解できますが、価格を据え置いてやってきたという印象を与えるメッセージは、何言ってるの?って思ってしまいます。
4、Grokによると22年3月期の売上高が31兆、そこから堅調に推移して25年3月期が49兆ってことだから、まぁそのくらいは、って思わなくもないんだけど、どうなんでしょうね。下請けがサボってるならともかく、コストが増加したなら相応に負担するのは当たり前、とも思いますし、下請けのコスト増を全額負担せず、ある意味値下げ要請したとも読めます。今だって、トヨタの賃金上昇率のほうが下請けより高いはずですし。トヨタの企業努力は認めますし、トヨタがコケたら下請けもコケるから困るのは確かなんだけど、このメッセージについては特別賞賛する内容なのか?と思ってしまいます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c1c6c51505e3b484b2a4d8e9390232dab96d543c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]