東京大学大学院医学系研究科の佐藤伸一教授が、収賄容疑で逮捕されました。その背景には、2023年3月から2024年8月までに一般社団法人「日本化粧品協会」から高級クラブやソープランドで約30回、計約180万円相当の接待を受けた疑いがあります。接待の見返りとして、大麻成分の研究を目的とした講座の設置や研究内容の選定、便宜を図る行為が行われたとされています。昨年にも同様に医学部准教授が逮捕されており、倫理意識の欠如や制度の不備が問題視されています。東大総長は「痛恨の極み」として謝罪し、再発防止のための組織改革やコンプライアンス強化の意向を示しました。

この事件は、学術機関としてあるべき姿勢が揺らぐ深刻な問題です。教授としての立場を悪用し、公金同然の民間資金と権力を恣意的に運用した行為は容認しがたいものです。そもそも国立大学の教職員には高い倫理規範が期待されていますが、昨年の逮捕に続く今回の件はその前提を大きく崩しています。
また、内部監査の不十分さやチェック体制の欠如から、組織全体に意識改革が欠けていることが明白です。この事態を受け、以下の改革が急務です。第一に、大学内での外部資金使用に関する透明性の徹底。第二に、教職員がその権限を悪用できない制度設計の確立。第三に、不正の兆候を見逃さない監査体制の強化。東大は研究推進の象徴である一方、その名声を失いかねない状況にあります。倫理に基づく研究環境を再構築し、信頼を取り戻す努力が求められます。
ネットからのコメント
1、教授という立場にある人物が逮捕されるというのは、大学の信頼を根底から揺るがす重大な事態だと思う。東京大学総長の『言語道断で厳正に対処する』というコメントは、社会的影響の大きさを踏まえれば当然のものだろう。何より、真面目に学業に取り組んでいる学生や、大学を信頼してきた関係者が一番の被害者ではないか。個人の問題として切り離すだけでなく、なぜ防げなかったのか、組織としての管理体制や再発防止策を明確に示し、説明責任を果たすことが信頼回復への第一歩だと思う。
2、頭がいいから悪い事しないのではなく、頭がいいからこそいろんな悪事が浮かんでくる人が中にはいるのですね。
そんな意味では、政治家先生の中にも、逮捕された方は、けっこういますね。あといつも思うのですが、言語道断で厳正に対処する言葉はよく聞きますが、現実的にどう対処したのかを知りたいし、どんな心境なのかを詳細に知りたいです。
3、製薬会社からの接待は2010年頃に全面的に業界全体で取りやめになった背景がある。実際、年配の先生からは昔は記事の様な過剰接待は当たり前だったという話も聞く。しかし、今だに「日本化粧品協会 」という抜け穴を見つけてまでも接待を受けたい教授がいることに驚く。個人的に他人の金で飲む酒やご飯は美味しくないと思うのだけど、価値観が違うのかな‥だが、今回のケースだけでなく、探せば余罪はもっとありそうだと思う。
4、企業献金は大企業は一億円まで逮捕されないザル法がある。なぜ、同じ賄賂貰ってる公の人間なのに、なぜ国会議員はなんだろうか?野党は企業団体献金の全面禁止を掲げてたが。賄賂議員の逮捕こそ必要なのにね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/403d2e730405e4388843cc3c989319b9183e0c18,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]