衆院選後の自民党圧勝を背景に、衆議院の主要ポスト配分がほぼ与党主導で決定しました。具体的には、17日の衆院各派協議会において、予算委員長には自民党の坂本哲志前国対委員長、議運委員長には山口俊一氏が起用される方針です。また、憲法審査会長を含め数々の重要ポストが自民党に配分されることが決まりました。他方、日本維新の会には法務委員長と政治改革特別委員長が、野党には懲罰委員長と消費者特別委員長の2ポストが割り当てられたものの、主要ポストの与党独占が鮮明です。野党側はさらなるポスト配分を要求しましたが、結局受け入れる形で合意しました。これにより、従来のより公平なポスト分配が後退し、自民党中心の議会運営が現れた形となります。

今回のポスト配分は、議会民主主義の本質から逸脱した事例として強い疑問を投げかけます。本来、委員会や役職の分配は多数決原理だけでなく、多様な意見を反映し、議論の中立性や公平性を維持するための手段です。
しかし、今回の与党主導の偏りは、権力の集中が危険な水域に達しつつあることを示しています。背景には自民党の歴史的な支配構造や制度設計上の欠陥が存在し、野党の地位が大きく損なわれ民主主義の形骸化を助長する可能性が懸念されます。
解決策として、1つ目に議会ポストの配分ルールを明文化し、与党の配分比率に制限を設ける必要性があります。2つ目に、憲法審査会など主要機関には政党以外の第三者による監視や介入を可能にし、公平性を担保する仕組みが求められます。そして3つ目に、野党自身の影響力強化を支援する制度やキャンペーンによる政治教育を進めるべきです。
多様な政治勢力が対等に議論し合う環境がなければ、政策決定は画一化し、衆知が集まらない不完全な国政を招きます。今回の配分は、与党が獲得した既得権益に固執する姿勢の表れであり、日本の民主主義の未来が試される重要な分岐点といえるでしょう。
ネットからのコメント
1、与党で"全委員会議長、過半数の委員を占められら絶対安定多数を遥かに上回る、2/3超えの議席を与党が占めたから、本来は一つも議長ポストを与える必要はないが、立法機関独占の批判をかわす為に、重要性の低い議長ポストをお情けで回したに過ぎない。
野党も、選挙結果を言われると引き下がらずを得ない。これで無用な抵抗が減り、法案の審議加速が期待できる。高市政権に期待した迅速な審議と実行に応えてもらいたい。
2、野党、特に立憲民主党出身の議員には与党や高市首相を批判したり、あげ足を取るような質問ではなくて、国家国民のためになるような質問をするよう心がけてほしいと思います。
3、与党独占なんて、相変わらずテレビ朝日の報道には悪意を感じる。今までの慣例に沿ったポスト配分であり、特に問題になるようなことではない。あまり開かれることのない懲罰委員長については、おおむね野党のポストであるのが慣例なので、特に驚きはない。
4、解散発表時は何故この予断を許さないなんていっている時期に解散なんてするんだ!また政治が滞るじゃないか!などと批判的な意見もありましたが、蓋を開けてみればこういう状態をつくりたかったから伝家の宝刀を抜いたのですね。これでこれまでより早く改革が進むわけだ。その手腕は本当に素晴らしいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/15cf7ff28d6279fe77b1905cd94f93ae65575160,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]