米アマゾンが全世界で1万6,000人の人員削減を発表しました。このリストラは、新型コロナの影響による過剰雇用是正やAIの活用拡大を背景としており、過去3カ月で2度目の大規模な削減です。昨年、アマゾンはホワイトカラーを中心に1万4,000人の削減を実施しており、従業員階層を減らす必要性が強調されています。今回の削減では、全従業員約158万人の中、主に倉庫部門が対象である一方で、コーポレート部門は10%近くの影響を受けています。人事担当責任者は、官僚主義の排除や組織構造のスリム化の重要性を訴えつつ、今後も必要に応じた削減を示唆しました。

世界的な規模の企業が頻発するリストラを行う背景を見れば、アマゾンの動きは単なる経済的判断を超えた、企業倫理の問いを突きつけます。この計画が業務の効率化や利益追求で正当化されようとも、数万人規模の雇用喪失は個々の生活基盤を奪う痛みを伴います。
特にコロナ禍の混乱を利用して過剰雇用を招き、その後の負の影響を従業員に押し付ける構図には疑問を感じざるを得ません。
企業は、AI活用や官僚主義排除を掲げる一方で、人間的側面に配慮をした雇用調整を行う義務があります。例えば、1)リストラ対象者への再雇用プランの提供、2)職業訓練やスキルアップの支援、3)長期的かつ透明な雇用計画を公開するなど、より責任ある対応が求められます。
効率化の名のもとに社会的影響を軽視するならば、企業の利益追求と社会的倫理との乖離は避けられません。アマゾンのような巨大企業には、利益と人間的配慮を両立させるリーダーシップが求められるべきでしょう。それが、真に持続可能な企業運営につながります。
ネットからのコメント
1、通常、セール時は配達員への報酬が割増されるのですが、今セールは通常報酬のままという状況となっているためこの記事の状況との関連は不明ながら、私も自らアマゾン配達から距離を置き状況が変わらなければそのままアマゾン配達は引退する見込みですこの物価高、燃料高の状況で1オファーあたりに配る個数は明らかに増えているのに今までは割増だからやれていたものが据え置きのままでは、さすがにやってられませんからね
2、Amazonの従業員数って158万人もいるんですね。マイクロソフトで22万人でGoogleが18万人ですから、これらの約8倍に当たります。世界中に物流網を構築している分だけ社員も多いのでしょうか。全世界で1.6万人削減というのは、マイクロソフトやGoogleに置き換えれば約2000人です。そう考えればコロナ禍の過剰雇用やAIによる削減分としては妥当な人数に思えます。AmazonもAIで巨額投資していますから、余剰があれば絞る必要があるのでしょう。
3、やっぱり自動化AI化によって人間が必要なくなっていく時代なのね。特にアメリカは企業も不必要になるとすぐにクビを切る国だそうだし。よく「将来に人が必要なくなる仕事」というランキングが出てくるけど、日本も同じようになっていくんだろうね。とはいえ「人手不足だから理にかなっている」とはならないのも現実。ただの人手ではなく能力や資格などもかかわってくるからね。
4、IT大手の大量解雇には「コロナ禍で余分に雇っていた人達を解雇して元の状態に戻っただけ」みたいな説明がされる事もあったけど、さすがにもうそんな言い訳は通用しないだろう。
単にAIに仕事を奪われていくフェーズに入っただけ。これからいろんな業界で進んでいく。しばらくは抵抗する業界もあるだろうけど、外堀は埋められてるからいずれは抵抗できなくなる。10年20年もすれば、労働とその報酬による経済システムは崩壊するので、いまから代替システムの検討をしておかないと犠牲が大きくなる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/966e3bc6bbfe1bac41678cd63644356280c8efac,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]