米ロ首脳会談が15日に行われ、トランプ大統領がウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領を歓迎したことに対し、米国内で強い批判が巻き起こりました。トランプ氏はこの会談を「10点満点中10点」と称賛しましたが、具体的な成果は見られず、イアン・ブレマー氏やFOXテレビなどからも批判的な評価を受けています。また、プーチン氏の到着時に米兵が赤じゅうたんを敷く姿が「恥ずかしい瞬間」としてX(旧ツイッター)で拡散され、民主党のニューサム・カリフォルニア州知事も厳しく非難。
トランプ支持層の大半は沈黙を保っていますが、一部の保守系活動家はメディアを信用せず、トランプ氏の主導権を擁護する発言をしています。
この会談が示すのは、国際政治の複雑さと米国の外交政策の不安定さでしょう。会談後に批判が集中したのは、プーチン大統領を実質的に利する形になったからです。これは制度や外交戦略の欠陥を浮き彫りにしています。米国は強固な立場を確立し、他国に対して一貫した姿勢を取ることが必要です。具体的には、まず制裁などの強硬措置を再検討し、国際的な圧力を強めるべきです。次に、外交交渉の場で明確な成果を設定し、それを達成するための計画を立案する必要があります。加えて、国内の意見を尊重しつつ、リーダーシップを取ることが求められます。プーチン大統領に対して曖昧な姿勢を見せれば、信頼を損ね、平和への道を見失う危険性があります。
それは決して米国のためにならず、世界の平和の進展にも寄与しません。この機会に、確固たる価値観と戦略を再構築する必要があります。
ネットからのコメント
1、欧州が一枚岩で無いとプーチンに見透かされ、トランプもノーベル平和賞しか頭になく、ゼレンスキーは前途多難でしょう。トランプはプーチンの要求通り、ゼレンスキーにNATO加盟と東部4州及びクリミア半島の放棄を迫るのであれば、欧州とウクライナは米国抜きで戦争維持を決意させる可能性があります。このように身勝手な米露の首脳会談は世界の脅威であり、日本も有事の際に日米安全保障条約と核の傘が、本当に機能するのか大変疑問に思います。
2、そりゃそうでしょう。8日迄に停戦に応じなければ露に追加制裁、第三国へ露の原油を輸入している国々に二次関税を貸すなど、かなりトランプは鼻息が荒かったのだから。ところが、プーチンから会談の申し出があり、会談したら完全に狡猾なプーチンに丸め込まれて、露側に立ってしまった。トランプのディール能力はこの程度だったのかと、米国人も呆れているだろう。
3、こうなるのってみんな少しは予測してたでしょ?wっていうか、そういう人を大統領にしたの、アナタ達だしトランプなんてさおだてられて、目立って、注目されれば世界がどうなろうが、別にどうでもいいんだよ将来や未来なんて微塵も考えてなく、ただ自分がよければ、それでいい今さら、なんで驚いて批難してるのか、よく分からん
4、「プーチンにとって」は大変意義のある会談だった。一方、トランプは一体何を得たのだろうか。子飼いのFOX含めてメディアは批判一色、防衛・外交の専門家からは総叩き状態で、支持者層すらも沈黙している(つまり積極的に支持できない)。まるでロシアに弱みを握られているかのような弱腰姿勢ばかり目立ち、外交成果はゼロどころかマイナスで、支持者へのアピールも完全に失敗。国家戦略の無定見ぶりと、外交能力の無さをひたすらに露呈させてしまった。この点もプーチンにとっては良い手土産となっただろう。ホント一体どこの国の大統領なのだろうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/53eef3c2344cfb92389262b335b1e52d27e6781d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]