東京・杉並区でアパートの立ち退き強制執行に訪れた執行官らが襲撃され、1人が死亡する事件が発生しました。10月13日、執行官2人が住人の山本宏容疑者(40)に包丁で刺され、保証会社勤務の小栗寿晃さん(61)が命を落としました。山本容疑者は、家賃約40万円を滞納しており、「生活保護を隙間バイトのために打ち切られた」と供述。経済的困難と制度への不満が動機とみられています。警視庁はさらなる捜査を進行中です。

この事件は、生活保護制度の不完全性が招いた悲劇と言えるでしょう。その背景には、制度が現実の複雑な生活状況に対応できていない構造的な欠陥があります。隙間バイトの収入がわずかであっても生活保護が打ち切られるという現行ルールは、多くの困窮者をさらに窮地に追いやります。結果として適切な支援を受けられず、絶望が増幅する事態がつくられてしまうのです。
このケースでは、山本容疑者が家賃40万円滞納している状態でも救済策が欠如しており、それが事件を誘発した要因の1つと考えられます。
解決策として、まず生活保護の収入申告制度を改善し、隙間バイト収益を考慮した柔軟な対応を行うべきです。次に、困窮者への心理的支援提供の充実を図り、絶望感を軽減する環境作りが重要です。また、長期的には公的住宅制度の強化により経済的弱者が安心して生活できるスペースを整備することが望ましいでしょう。
このような状況を放置することは、社会的責任を放棄する行為に等しいです。生命を奪う結果に至った今回の事件は、失われた命を通じて、我々の社会が抱える制度の不備を突きつけています。迅速な改革が求められます。
ネットからのコメント
1、必要不可欠な人が生活保護制度を利用する事に対して批判するつもりはないが、容疑者は40歳代で隙間バイトが出来る体力や能力が有るという事を考えれば生活保護を打ち切られるのは仕方ない様な気もします。何れにしても他人を傷つけて良い事にはならず、亡くなった被害者は自身の職務を行っていただけであり容疑者に対して同情する余地を感じません。
2、誤解されている方もいるようですが生活保護の収入増による打ち切りは、突然ではありません。その収入が確実に一定期間継続する見込みがある場合は、打ち切りになりますが、すぐに辞めることもあるので、様子見の期間を通常は設けます。この期間は、医療扶助のみですね。そのため、しばらく医療扶助のみになることを説明した上で、生活扶助の支給と収入を相殺する処理を行います。その途中で、生活保護は辞退する方もいますし、様子見の期間が終了したことで終わりになる場合の両方があります。そして、生活保護が終了したとしても、再び困窮状態に陥ったならば、また申請するように説明するのが本来の流れです。なので、ケースワーカーにきちんと報告した上で、いきなり打ち切りはあり得ません。定収入があるけれども、隠していたとかならば、打ち切りはあり得るでしょうね。
3、元福祉事務所勤務ですおそらくこの方は健康なので福祉事務所から就労指導があり再三の指導にも従わなかったため打ち切られた可能性がありますね生活保護制度では健康な方は能力を活用してお仕事を探してもらい、就職してもらうことになります
4、生活保護を打ち切られたからと言って何の落ち度も無い人の命を奪って良いことには絶対になりません。こう言った報道は、同情論を誘うよりも生活保護受給者への偏見が増すだけだと思います。また背景が曖昧なまま、生活保護を打ち切った行政に非難の矛先を向けるのも違うと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1981cb6bd02b414d54259d70bf393e23c67d034a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]