1979年のイラン革命で王制が崩壊した際の元皇太子、レザ・パーレビ氏は、16日に米ワシントンで会見し、イランの反政府デモに触発され体制転換への意欲を示した。彼は、トランプ米政権による軍事介入が体制崩壊とデモの犠牲者減少に寄与すると述べ、「早ければ早い方が良い」と語った。1978年に渡米後、革命で帰国できなくなったパーレビ氏は、イランへの復帰と民主的体制の移行を目指す包括的な計画を策定したと述べたが、具体的な帰国時期は明らかにしなかった。体制批判者として一定の支持を得つつも、実際の指導者としての受け入れには疑問の声がある中、軍事および治安当局内の支持も訴えた。イラン現体制の崩壊を目の前に、国際社会への圧力強化を求め、革命防衛隊拠点への攻撃の有効性を強調した。

体制転換を唱えるパーレビ氏の動向については、社会の深刻な分断を露呈しています。
現状、イランでは民衆と権力との緊張が高まり続け、国際社会も無関心ではいられません。現政権への批判が強まる中、国外にいる指導者が望む変革の影響力は、未だ不透明です。この問題の本質は、体制に深く根付いた不平等さと異なる視点を抑圧する力の行使にあります。解決策としては、まず国際社会が一丸となって圧力を強化し、イラン内外の対話を促進することが必要です。次に、軍事的な手段に頼らず、経済制裁などの平和的圧力を用いて変革を目指すべきです。そして、民衆の声を反映した政治的プロセスを樹立し、長期的な安定と調和を追求するべきです。体制の変革は民衆の幸福と融和を目指すものであり、一時の権威欲に動かされてはなりません。
ネットからのコメント
1、亡命中のパーレビ氏の言葉から、祖国を思う気持ちが伝わってきました。ただ45年以上も国外にいた元皇太子が戻ると言ったところで、果たしてどれだけの国民が受け入れてくれるだろうか。しかも軍事介入を促すような発言は、結局一般市民が犠牲になるリスクを高めかねないのではないでしょうか。
現体制への不満が強いのは事実でも、外部からの力を借りて犠牲を減らせるのか、歴史を見ても、外部介入による体制変更が、必ずしも良い結果を生んでいないのが現実です。
2、親米路線を続けた結果、イラン市民の反発を買って革命が起こったのに、当事者であるパーレビ氏が市民から受け入れてもらえると思ってるのか?仮に思ってるとしたらとんでもない大間違い。革命後、イラン市民はイスラム原理主義と現実のはざまに立たされて塗炭の苦しみを味わってきたことすら、アメリカで45年も匿ってもらい、不自由ない暮らしをしてきたパーレビ氏は知らない。もう、表舞台には出ないでイラン市民の平和だけを願っていれば良い。
3、イランは共和国政府が厳格なイスラーム思想を持っているだけで、実際の国民感情としてはサウジアラビアやパキスタンと比べるとだいぶ、緩い信者の方が多いんですよ。今、テヘランでは若い女性ほぼヒジャブしていませんからね。イランは韓国や日本のカルチャーも人気です、また、髪を染めてピアス開けてタトゥー入れて、みたいな西側的な子が多いです。
ペルシャの国なのでアラブとはだいぶ、イスラームに対する考え方も異なります。とっとと共和国政府は倒れるべきだと私は思います、イランが王政戻ってちゃんとした国になれば中東でもかなり裕福な国になることは間違いないです。科学技術が強く、国民も勤勉、偉大な歴史がある国。共和国政府が倒れて、現在の渡航しにくい状況が終われば観光業もトルコ並みに人気にあると思います!!!
4、イラン問題を米国の軍事介入で解決しようとする発想には大きな懸念がある。イランはベネズエラのような権威主義国家とは異なり、シーア派イスラム体制、革命の正統性、反米感情という宗教・歴史・地政学が複雑に絡み合っている。外部からの軍事介入は体制崩壊どころか、国民の結束を強め、地域紛争を拡大させる危険性が高い。現実的な解決策は、軍事圧力一辺倒ではなく、段階的制裁緩和と引き換えに核・人権・地域介入で譲歩を引き出す外交交渉だ。体制転換は外から与えるものではなく、内側から熟す環境を整える以外に持続的な道はないと考える。願望であるが、出来れば平和的な解決を…難しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f0f13b30a102cd9db1504547ef4ae9ccf48a4201,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]