東京大学医学部附属病院で汚職事件が相次ぎ、院長が辞任するに至った問題について、以下の対応を行います。
事件概要:東京大学医学部附属病院では、昨年11月に救急・集中治療科の医師が寄付金名目で賄賂を受け取った容疑で逮捕・起訴され、さらに今月には教授が風俗接待を含む収賄容疑で逮捕されるなど、汚職事件が続いています。この事態を受けて田中栄院長が辞任、28日に大学側が記者会見を開き対応を発表する予定です。事件では高額接待や賄賂受領が明るみに出たほか、関係者の書類送検も行われており、大学病院の倫理規範の崩壊が問われています。

コメント:東京大学医学部附属病院での汚職事件は、その名高い医療機関としての信頼を根底から揺るがす重大な問題です。医師や教授という役職にある人間が、金銭や接待で倫理規範を逸脱した行為を繰り返した事実は、組織の監督体制がいかに形骸化し、個人のモラルに依存していたかを如実に示しています。
問題の本質は、監督・評価システムが不透明かつ不十分であったこと、また、収賄や接待が容易に隠蔽される環境であった点にあります。公的資金や医療研究資源が不適切に扱われることで、医療への信頼性が低下し、ひいては患者や国民への甚大な影響を与える可能性があります。
この問題への解決策として、まず収賄リスクを人事評価と連動させた厳密な内部監査制度の導入が必要です。また、第三者機関による調査と定期的な倫理教育を全教職員に施すことで、組織全体の透明性を向上させるべきです。さらに、通報システムを整備し、倫理違反を見逃さず迅速に対応する仕組みを作り上げることが不可欠です。
教育現場で医療倫理を掲げてきたはずの病院が、このような不祥事を重ねることで、社会には深刻な信頼喪失が広がっています。組織の再建は、責任逃れではなく、抜本的な改革による信頼回復が唯一の道です。真正面から向き合わない限り、世界をリードする医療機関とは到底名乗れないでしょう。
ネットからのコメント
1、田中院長は東大病院内でも有数の人格者で知られています。
多くの優秀な若い医師が彼の下に集ってきました。私も科は違いますが彼の器の大きさ、優秀さに惹かれた一人です。とはいえ、何年か前に東大整形の助教が痴漢で逮捕されたこともあり、昨年も逮捕者が出たこともあり、責任は免れないでしょうね。残念です。
2、日本の医療の最高峰である東大病院で、トップが引責辞任するほどの汚職が蔓延していた事実は衝撃的ですね。「東大ブランド」を信じて通っている患者さんの信頼を裏切る行為ですし、個人の資質の問題で済ませるのではなく、なぜエリート医師たちが倫理観を失ってしまったのか、組織の膿を出し切る徹底的な解明が必要不可欠です。
3、医師個人の不正とはいえ、相次いだ以上、組織としての責任が問われるのは当然。東大病院という日本の医療を代表する機関だからこそ、院長の引責辞任で終わらせず、総長会見では再発防止策を具体的に示してほしい。信頼回復には透明性ある説明が不可欠だと思う。
4、社会保険料の負担が爆発的に増加している中で、この病院汚職事件は極めて悪質です。医療機器の代金に「寄付金」名目の費用が意図的に水増しされ、その原資が税金や社会保険料で賄われているのであれば、これは明確に国民への背信行為と言わざるを得ません。
その機器が人命を救う可能性を持つものであることを差し引いても、それが私的な享楽――風俗利用など、性欲を満たす目的に使われていたとすれば、医療の名を借りた公金横領に等しく、強い非難を免れない行為です。命を守るために集められた社会保険料が、一部の人間の私欲のために消費されていたのであれば、その責任は極めて重く、徹底した調査と厳正な処分が不可欠です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d77d1f17ac5abcaedbbe9b0a42c592f913a82c50,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]