少子化と人口減少が進む日本において、2025年の出生数は66万8千人と予測され、死亡数は160万人を超える見込みとされています。その結果、年間約100万人の人口減少が発生し、この状況は今後50年以上続くと見られています。多くの政治家や官僚は、この現状を認識しているにもかかわらず、具体的な対策を公言せず、効果の薄い少子化対策を続けています。
その結果、「やっている感」だけが先行し、的を射ない対策が若者の婚姻減少を加速しています。さらに、社会保障制度は人口増加を前提に作られているため、このままの状態では適用不可能であることが指摘されています。
少子化と人口減少問題は、今や日本社会全体に影響を及ぼしています。この問題を放置することは、単なる時間の浪費です。現在の少子化対策は、効果の見られない施策が継続され予算だけが膨張しており、社会の根本的な変革が求められています。まず、制度を人口減少を前提に見直し、現役世代に資金を投入する明確な構造改革を進めるべきです。次に、若者の婚姻や出産を支え、働き方や生活環境を抜本的に改善することが急務です。最後に、長期的には移民政策の再検討も視野に入れるべきです。このままでは、「裸の王様」さながらの現状粉飾が続くだけです。今こそ、日本の未来を左右するために、この「茶番劇」を終わらせる勇気ある決断を求められています。政策の真価が問われるこの時、国民も共に声を上げ、変革を求める動きを見せる時が来ています。
ネットからのコメント
1、批判覚悟で言えば女性が特にフルタイムで働いていたら少子化は不可避だと思います。
やはり働きながらの子育ては夫婦の負担が大き過ぎて子供作ろうと思わない。またはたくさんは作れない。以前の出生率が高かったのは子だくさんの家庭が多かったことも要因だと思います。2人で働きながら子育てしている家庭は本当に尊敬します。
2、今やるべきことは国民に現状を説明し、具体的な少子化に合わせた社会を作ることではないだろうか。例えば地方では社会インフラや介護施設、病院は既に維持できなくなりつつある。故郷を失う方々もいようが、それはこれまでのダム建設でも国は行ってきたこと。居住できない地域を作るとか移住を促すことをするなどの痛みを伴っても小さいコンパクトな都市計画を作り、まずは少子高齢化が進む地方から手を打つべきだと思う。
3、「お金があれば出生率が増える」論も間違ってはいないけど、個人的にはしっくり来ないです。出産も育児も家事も、いくら協力しようしてますと主張しても、結局は母親ひとりに負担がのしかかるばかり。極秘出産した子供を遺棄して捕まるのは女性だけで、関係を持った男の責任は無かったことにされる。
経済的に安定していて、頼れる人間が何人も居て、仕事のスケジュール調整が問題なく行える…等、余裕のある人しか出産できない。そんな印象が強いです。少子化対策と声高に叫んでも、お腹が大きくなっても働き続けなければいけない、産んだ責任を取れと言わんばかりに無理難題を押し付けられる、お母さん達に対する負担が重すぎます。
4、「結婚して妻になり、子供を産んで母になり、その後の十数年を子育てに専念する」というのが女性にとってのほぼ唯一の人生の選択肢だった時代と、それ以外にも選択肢がいくつもある今と、どちらが「良い時代」かって言われたら誰もが今の方がいいって言うと思いますそれで母になる女性が減って子供が減るというのなら、それは世の中が良くなれば子供は減るものであるという自然で当然の帰結によるもので、なにか悪い原因があってそれを潰せば良くなるという類の問題ではないってことですその上で、「やはり人口が減るのは食い止めたい、しかし昔のような世の中に戻すのは嫌だ」というのなら、女性にとって「子供を産む」という選択を他のなによりも魅力的で選ぶ価値のある選択にすると同時に、産んだ後にその子を育てる義務からも解放する(出産と育児を分業化する)くらいの、世の中の常識を根本的に書き換えるくらいのことが必要でしょう
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/4c7e15fdb9fda075b6be89e9443c0e761e73ffc6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]