事件概要:2025年12月30日、ロシアのプーチン大統領が公邸への「ドローン攻撃事件」をウクライナの国家的テロ行為と告発しました。しかし、事件発生地ノブゴロド州バルダイの住民14人が「爆音を聞いていない」「何も見ていない」と証言し、公式発表内容との矛盾が浮上しています。ロシア国防省は91機のドローン迎撃を発表しましたが、後日の日報では迎撃数が89機に変更され、発表内容に不安定さが見られます。
また、襲撃経緯の詳細を示す映像が公開されたものの、攻撃の真偽については懐疑的な声が多数あり、ウクライナ側は事件を「でっちあげ」と指摘しています。この事件は和平交渉が進む中、緊張をさらに悪化させる可能性があります。
コメント:事件の告発から発表内容の矛盾までを追うと、ロシア政府の不透明な情報操作が浮き彫りになります。まず、住民たちが「何も見聞きしていない」と証言したことで、「大規模ドローン攻撃」という主張が根本的に揺らいでいます。迎撃機数の不整合や突如の映像公開も、その場しのぎの証拠提示を疑わせる流れです。これらは体系的な問題であり、社会の信頼を損ないます。公邸への攻撃の真偽が不明な以上、現地住民の声に基づく公開調査の実施が不可欠です。さらに情報発信の透明性を高めるため、政府主導の監査委員会設立も求められます。そして和平交渉を優先すべきこの時期、国際社会は双方に対する調整役として働きかける義務があります。真実を捏造し、緊張を煽る行為は、社会正義に悖るだけでなく、和平への道を遮断するものです。冷静さと明確な倫理観が求められる状況下、発信の正確性こそが信頼回復への鍵です。
ネットからのコメント
1、凄いですね。ウクライナは完全なステレス型ドローンを開発したようです。市街で91機が飛び交う姿も、そのプロペラ音にも住民は気が付かない。いや防衛部隊も気が付かない、正にステルス(棒)その割には被害が低いですね。もっとインフラにも被害が出そうなものですが。
2、今始まったことではないですが、やってることがメチャクチャだな。もうちょっとマシなウソならまだしも、自国民からも総スカンとは…でも、これを理由にウクライナへの攻撃を強める。ちょっと病気が酷くなってないか?国自体がどんどんおかしな方向に行ってる。誰かがなんとかしないと、被害が広がってしまう。
3、もしも91機ものドローンで攻撃していたら、衛星写真で爆発痕を見てアメリカが気づいてるだろうし、そんなことをしていてアメリカが怒ってたとしたら、トランプとゼレンスキーの交渉でゼレンスキーの思惑通りに領土割譲を拒否できなかっただろう。事実をもってしてロシアが嘘を言ってることが分かるという話。
4、問題はトランプ大統領がロシアの偽旗作戦をどう捉えるかプーチンとの電話会談では「怒りを覚える」とか言っていたみたいですが、その後の記者会見では記者からの質問に対し、(ウクライナの攻撃自体が)「なかった可能性もある」「本当に起きたか確認する。
いずれわかるだろう」などと発言しています。これをどう捉えるか???そして、このタイミングでロシア側から偽旗作戦を仕掛けられたとなれば、停戦という功を焦るトランプ大統領にとっても気持ちのいいものではないはず。ロシアはウクライナと協議している和平案を受け入れる気配すら見せていませんしね。このままロシアに蹴られて時間の浪費に終わったとなれば、米国民からの支持をさらに失うだけに終わってしまいます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/514060818571423e00038174a26f9412c5f22fbb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]