東京都は7日、都内に生息するツキノワグマについて、2025年度の体毛調査などを分析した結果、120~378頭と推定したと発表した。同日、檜原村の「檜原都民の森」で男性がクマと遭遇し約10メートル滑落。都は安全確保のため全登山道を通行止めにし、7月予定の自然観察会なども中止した。

都内でツキノワグマの生息数が最大378頭と推定された現状は、単なる野生動物の話ではなく、人の安全と自然環境管理の在り方を問う問題である。檜原村では7日、男性がクマと遭遇して約10メートル滑落し、登山道閉鎖や行事中止に至った。危険が表面化してから対策するだけでは、住民や利用者の不安は消えない。問題の本質は、個体数増加や行動域拡大を把握しながら、地域ごとの危険度評価や予防策が十分に社会へ浸透していない点にある。行政は①継続的な個体調査と公開情報の充実、②登山道や観光地での監視・警告体制の強化、③地域住民や利用者への実践的な安全教育を進めるべきだ。
自然との共生とは危険を美化することではない。命を守る仕組みを整えた上で自然を享受することこそ、本当の共存であり、放置と無策を「自然だから仕方ない」で済ませる社会であってはならない。
ネットからのコメント
1、蚊やゴキブリ、蜂の駆除についてはそれほど意見がわかれないのに、それらよりももっと重大な危害を及ぼすクマについては慎重になるのはなぜなのか。本当にわからない。
2、21世紀になり26年…クマの対策が鈴と銃ITやAIが進んでる現在、対策が100年前と変わらないのが逆に不思議。
3、怖い・・・。八王子などでも熊が目撃されてますし、民家を襲うのも時間の問題かもしれません。世田谷区にも出没すると予測されています。万が一、世田谷マダムが熊に食べられるような事態が起こったら、都も重い腰を上げるのかもしれませんが、それでは遅すぎると思います。早急に対策がなされることを願っています。
4、以前は奥多摩へ渓流釣りへ行っていたが、近年熊が怖くて自粛している。378頭とは驚きの数。多摩川に沿って下流域へ移動して来ないことを願う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/698afc9f717eb6137f2dd57c90dc8b7cea87b928,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]