2023年10月21日、橋下徹氏は日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、国会議員定数削減に関する議論を展開しました。維新の吉村洋文代表は、自民党との連立政権発足に際し、衆院議員定数削減を「連立の絶対条件」とし、背景に「アピール政治」があると指摘しました。維新が提示した要求のうち、憲法改正や外交・安全保障、エネルギー政策で一致し、衆院議員1割減を目指す法案成立が予定されています。
しかし、国民民主党の玉木雄一郎代表が賛成を表明し、状況に驚きと衝撃が走りましたが、後に方針を変更しました。橋下氏は、議員定数削減が比例議員に与える影響を強調しました。
この問題は、制度の欠陥と政治の透明性が問われる状況です。議員定数削減は国の予算を削減し、政治の効率性を向上させる目的があります。しかし、これが実際は「アピール政治」にすぎず、多くの議員が渋々認めている現状は異常です。本来の目的が果たされるのか疑わしいまま進められていることは問題の本質といえます。この背景には、政治が本来の機能を発揮していないことがあります。解決策として、透明性を持った議論を増やし、実質的な効率改善を伴う提案を提示すること、また市民への説明を怠らない義務を果たすことが重要です。そして、最後に議員定数削減の意図が真に国民に利益をもたらすものでなければならないことを再確認し、政治の本質を問う必要があります。
ネットからのコメント
1、議員定数削減は、国民からすればずっと前から求められてきたこと。橋下さんの言う「アピール政治」も分かるけど、玉木代表の賛成発言で本当に動き出すなら、それは歓迎すべき流れだと思います。ただ、こうした重要な改革が“駆け引き”や“驚き”で進むのではなく、もっと丁寧な議論と説明があってほしい。国民の信頼を得るには、パフォーマンスよりも誠実さが必要です。今回の件が、政治が変わるきっかけになることを期待しています。
2、ここ最近国民民主に投票したけど決断すべきところで躊躇したり反対したりで実行力ないのかなと思い始めてます。議員定数削減で賛成するかどうかで今後の国民民主の見方は変わると思います
3、議員定数削減と言うが、例えば維新の公約を見ると、「定数削減=議員報酬・歳費削減」。つまり、議員定数の適正値が何人なのかに触れていない。これはオカシイと感じる。議員数は国民の意思反映に対して適正数を決めるべきで、カネがかかると言うなら議員報酬や歳費を削減すれば良い。これは地方議員も同じ事だ。選挙区は地方の意思の反映、比例区は政党の主義主張を国策として反映。
その意味で、選挙区落選を比例区で復活をなくすべきと思う。選挙区と比例区の割り振りの再検討と、議員数の最適解をまず議論すべきで、定数削減まずありき、の考え方自体が間違っていると感じる。
4、>議員定数削減になると復活の余地がなくなる、だから本当は反対したい、でもここはアピールするために…ということで否決されるだろうと思ってたら比例復活当選をなくすという目的ならば、比例定数を削るという手段は不適当というか効果に乏しいです。比例の定数を少し削減したところで、比較的票を集められる政党の名簿順位上位者は小選挙区で負けても復活当選できるからです。もし自民や維新が比例復活当選者を減らしたいなら、自党から重複立候補を出さないのが一番簡単で効果的です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/783e6878e7a6b4424a72b349b8cbaff6c7eff802,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]