阪神タイガースは、21日に漆原大晟投手に来季の契約を結ばないことを通告しました。漆原投手は2023年シーズンにおいて11試合に登板し、2ホールドを記録しながら防御率0.00という圧倒的な成績を残していました。しかし、6月14日の楽天戦以降、1軍での登板機会がなく、日本シリーズ4日前に戦力外の通告を受けました。漆原投手は2018年に育成ドラフト1位でオリックスに入団し、2023年には現役ドラフトで阪神に移籍していました。

2軍では今季31試合に登板し、1勝1敗7セーブ、防御率2.17という安定した成績も上げていたため、多くのファンが驚きを隠せず、プロの厳しさを改めて実感するニュースとなっています。

この度の漆原投手への戦力外通告に対して、まずはその不意打ちに対する心情をお察しします。漆原選手が今季残した優れた成績は、投手としての能力を証明するものであり、戦力外という結果が信じられないと感じる方が多いのも当然です。プロ野球の世界は結果がすべてと言いますが、一方で選手の評価には様々な要因が絡んでくることも事実です。このような出来事に直面すると、自身の頑張りが認められないという不満や悲しみが押し寄せることでしょう。私自身も大切な目標に向かって努力した結果が報われなかったという経験があり、そのときもすぐには受け入れられず苦しみました。

しかし、これまでの努力や成果が他の場所で花開くことを信じて歩み続けることで、道は開けると信じています。どのチームにおいてもその実力を発揮する日は必ず来ると願っています。

ネットからのコメント

1、これ以上の伸びしろがないという判断なんだろうね。正直野手陣の方が役に立ってない選手が多いので、そちらを先に切るべきだと思うんだが、本人にとっても出番の少ない阪神よりは他球団の方が活躍の場が広がっていいのかな。とにかく頑張って欲しい

2、防御率は0.00でも、内容的には厳しいよな。勝ちパは無理でも、僅差のビハインドで流れを持って来るような投手が欲しい。その役割を期待していたけど、ちょっと阪神では難しい。ただ投手力が弱いチームであれば、声が掛かる可能性は高いと思う。そこも含めた、温情のあるリリースではないでしょうか？

3、ある意味阪神の投手は、選手層が厚くて出番が無いから、フリーにしてあげれば他の球団が必ず必要として獲得してくれるはずだからと言う、温情の戦力外なのかも知れない 分厚い選手層の中で2軍に塩漬けになるくらいなら、他の球団で１軍で活躍する方が彼のためだと言う判断なのかも知れない

4、漆原くん、お疲れ様。2023年優勝に貢献した加治屋だって、昨期オフ早々に戦力外とされたが楽天に拾われて今期は一軍で50試合以上投げられた。ドラフト前のこの時期に通告されたのは、まだNPBで働けるチャンスがある人材だからだと思っていいんじゃないかな。