2023年、NHKは受信料未払い世帯や事業所への督促を大幅に強化し、公用車のカーナビに対しても受信料徴収の方針を示しました。これにより地方自治体の公用車に未契約が発覚し、制度に対する批判が高まっています。総務省は過去にカーナビを受信設備と認定しており、契約義務を課していましたが、実際に視聴しない設備への徴収に対する疑念が広がっています。
千葉市議会やその他自治体は全額免除制度を求める動きも見られていますが、NHKの立場は変わらず、受信契約義務の運用がさらに拡大される恐れがあります。

NHK受信料問題は深刻な制度運用の矛盾を露呈しています。元来、NHK受信料は公共放送の運営を支えるためのものでしたが、現行の徴収基準は不合理で、視聴実態を無視しているとの批判が強まっています。未使用のカーナビにまで受信料を課すなど、制度の形式主義が際立ちます。NHKや政府はこれを機に、公平かつ合理的な受信料制度の見直しを考慮すべきです。第一に、目的外利用に対する受信契約義務を再評価し、視聴の実態に合わせた契約基準を設定すること。第二に、選択制やスクランブル化を導入し、必要な視聴者だけに負担を求める方法を検討すること。第三に、受信料制度の持続可能性を確保するため、公共性に基づく新たな収入源を模索することが必要です。
このままでは公共放送としての信頼を失い、ひいては運用そのものが危機に陥るでしょう。制度の見直しがなければ、国民の信頼はますます薄れ、NHKは公共放送の本来の役割を果たせなくなる危険性が高まります。立法府においては、この現状を放置せず、速やかな対応が求められます。
ネットからのコメント
1、テレビやカーナビなどがあれば有無を言わさず視聴料を取れるという、NHKの特権的なやり方は廃止するべきだ。視聴料支払いのトラブルを防ぐ意味でも、NHKを視た人だけ視聴料を取るスクランブル化を進めるべきだ。 メディアの多様化によってNHKだけが公共放送の役割を担っているわけじゃない。視聴者としてはスクランブル化しても全く困らない。 NHKとしてはスクランブル化して特権的なやり方で視聴料が取れなくなるのを恐れているみたいだが、自らの潤沢な資産で組織を運営することをまず考えるべきだ。司法もこの件に関しては、もう少し時代にあった判断を再考して欲しい。
2、過去の記事及びコメントでも何度も何度も繰り返されるが、もはや時代に合ってない受信料制度は廃止して、見たい人だけ見れるスクランブル化が絶対です。
NHKにもこの多くの国民の声が届いてないはずがない。都合の悪い事に対して耳に栓をするようなやり方は今の時代では通用しません。放送法にアグラをかいて贅沢三昧する時代は終わらせなければならない。
3、受信料徴収のお願いと受信契約を促すコマーシャルが、たびたび流れるが、ならばせめて受信料を下げるために番組制作はもっと厳選した良質なものにしたらどうか。ドラマやドキュメンタリーは佳作が多いが、民放でもやってるようなクイズ番組やバラエティ情報番組、某歌番組ははっきりいって不要。そもそも契約するしないは自由なはずで、受信料徴収は契約者のみに限定するのが、サービス提供の本来の在り方として正しい。
4、スクランブル放送にすれば、ムダな受信料契約徴収の人件費が大幅に削減されます。こんな公用車の受信料契約の問題もなくなります。金払わなければ見れないんですからね。NHKが公共放送と言い張り、非常時に見れないととか言うのならスクランブル放送を非常時に信号出して解除すればいいだけ。10分以内で解除できますよね?それに大災害時には民放も一斉に差し替えて災害情報流すのでNHKなど見る必要もないです。
赤字なら高すぎる職員役員の給料を削減すればいいです。民間企業はみんなやってますよ。時代が変わったのにいつまでNHKが自分達だけ特別とか勘違いしてるの?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6a93bd4442262e6c85dec4b6a6bb5bbd27520751,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]