東京・赤坂の高級個室サウナで火災が発生し、松田政也さん(36)と妻の陽子さん(37)が死亡しました。事件はドアノブの破損でサウナ室に閉じ込められ、非常ボタンが機能しなかったことが要因と考えられています。電源が切れていた非常ボタンは押した形跡があるものの、店のオーナーは電源を入れた経験がないと語っています。火災はサウナストーンにタオルが接触したことが原因とされ、遺体の状況から推測される死因は高体温症です。
専門医によると、90度のサウナに約20分閉じ込められると危険な状態になるとされています。

見逃せないのは、この事件が私たちに警鐘を鳴らしている点だ。ドアノブのような一見些細な問題が命を奪う恐ろしい現実を浮き彫りにした。さらに非常ボタンが未接続で、危機時に機能しない状態だったとは、まさに安全管理の欠落を示す。サウナ業界はこの事件から学び、安全対策の抜本的改善が必要だ。一つ目は、定期的な設備点検を義務付けること。二つ目に、非常ボタンの確実な接続を監督し、第三に、個室タイプのサウナでは特に緊急時の即時対応体制を強化することだ。これらの欠陥を無視することは、さらなる命の喪失を許容するに等しい。生命の価値は過激な商業化よりも高く評価されるべきだ。全てのサウナ業者はこの基準を体現し、もっと安全で信頼できる空間を提供すべきである。
ネットからのコメント
1、昨日のニュース番組で取材受けていた関西の個室サウナ店は同じドアタイプだったから直ぐに取り換えたと言っていましたが、この事件がなかったらそのままだったんでしょうね。ここのオーナーさんは被害に遭われた方と同級生で仲が良く、そのサウナ店の出資者?でもあったようで店内にフルネームの大きな看板が掲げられてました。3週間前も東京で一緒にサウナ入ったとかも言っていました。非常ボタン、2年間も電源入れてなかったとかチョット通常ではない事案ですよね。
2、ドアノブより火災報知器が鳴ったのに対応して無いのがおかしい。火災現場に利用者がいたのは分かっていたはず。当日、従業員は3人いたはずなのに119番通報したのが隣のビルの人って・・・何故、従業員の動きが全く報道されないのか?単純に事故で済ませてはいけない事案だと思う。
3、これだけ痛ましい事故が店側の落ち度で起きたわけだから他の店は風評被害の心配より安全対策を進めてそれを公表するほうが大切だと思います。今までも雑居ビルで出入り口が塞がれていたり防火の装置が壊れていたりと色々な事例がありました。
風評被害より人命です。
4、この事件のニュース記事で「赤坂サウナ火災」というのをよく見かけるけど、火災じゃなくて「赤坂サウナ閉じ込め」じゃないのかな。閉じ込められた結果の延長線上に火災があったのかもしれないけど、あの状況下で火災がなくても救出は難しかったと思う。だって非常ボタンの電源入ってないんだもん。私がよく行く公衆サウナは、見回りの人が度々サウナを出入りします。ああいう状況なら見つけてもらえたかもしれない。このサウナはプライベートサウナ。プライベートを売りにしているからこそ発見も遅くなる。サウナに閉じ込められて助けがないとか普通に考えて地獄ですよね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2e817185c2d0b5a3d7eb828d1e0618fae33305b6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]