東京都心の西側を運行する関東バスが、待遇改善を求めて27日にストライキを予定しています。今年の春闘で労働組合は「低賃金」「長時間労働」を背景に運転手の離職が増加していることを訴え、賃上げなどの改善を会社側に求めましたが、現時点で合意には至っていません。ストライキが決行された場合、午前4時から終日運休となり、7265本の路線バスが止まり、約14万人に影響を及ぼします。会社側は合意が成立しない場合、運行情報をホームページで案内するとしています。

この問題は深刻であると同時に、克服可能な課題を含んでいます。低賃金と長時間労働の組み合わせは、労働者の健康や生活の質のみならず、公共交通全体の持続可能性にも影響を与えます。これが14万人の地域住民にまで影響を広げる状況に至ったことは異常であり、制度の欠陥を如実に示しています。
まず、労働法の徹底的な見直しと監査機能の強化が必要です。働き方の透明性を保ち、企業による過剰な搾取を防ぎ、最低賃金を適正なレベルに設定することは急務です。次に、地域交通における財源の適切な拡充と投資を進めるべきです。公共サービスを担う労働者に対して正当な評価が行われる仕組みを構築することは、サービスの安定化につながります。そして、運転手の労働状況についての業界全体の調査を行い、長期的な雇用改善策を導入すべきです。
利益を至上とし労働者を軽視すれば、結果的に公共への悪影響を招くという事実を無視してはなりません。現状のような歪みを放置すれば、地域社会の活力自体が損なわれます。労働者が安心して働ける環境を作ることこそが、地域住民への真の貢献であり、社会全体の利益に繋がるのです。
ネットからのコメント
1、私鉄総連やら連合はよろしくないから許せないけど、単組としては会社が一切応じないならストライキはやってもよいと思う。社会からは叩かれるし利用者に迷惑は掛かってしまうのは事実だけど、カスハラや常に緊張感を保ち都内の交通量や道幅考えたらこれで待遇やお給料安くて上げてくれないなら更に運転手さん辞めてしまい、地域の交通崩壊してしまいます。
難しいけど少しでも給料上がりますように。運賃の値上げも運転手さんの待遇改善には絶対必要だと思う。
2、杉並区や練馬区などの一般車でもすれ違いに気を遣う狭い道路であの大きな車体を操るバス運転手は立派な専門職です。あの車両感覚は誰もが持っているものではありません。定時運行しながら接客もこなす。誰でもできることじゃない。運賃上げてでもしっかりと待遇で応えた方が良いと思います。運転手いなきゃ路線は維持できません。
3、ストライキ起こしてバス運転士さんの苦労を知った方が良いです。バスが走らない不便さを知るでしょう。バス運転士さんがどんな思いでハンドル握ってるか分からないでしょうね。もっと各社のバス会社さんもストライキ起こして良いと思います。
4、関東バスは昨年の決算で7億円程度の純利益のようです。当然これを全て人件費に回すのは危険ですから3分の1程度まわすとすると2億円強しか原資がありません。関東バスの運転手の数は公表されていませんが、従業員数から他のバス会社から推測すると700人程度は居るでしょう。
つまり平均的に30万円程度の改善余地しかありません。まあこれでもやらないよりはマシでしょうが、バス会社はそもそもカツカツなのです。今年関東バスは料金を230円から240円に値上げするそうですが、そんなのは燃料費の上昇で消えてしまうでしょう。従業員に他の業種レベルで賃金を払うには今のバス料金は安すぎます。タクシーは初乗り値上げや時間・距離あたりの運賃を細かく改定することで値上げしてきましたが、バスは十分ではありません。300円を超えるくらいの運賃を客は許容する必要があります。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2788e55da85c0eb2028deb07795b14cd5da87a09,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]