『週刊少年ジャンプ』2026年7月発売号は、『ONE PIECE』カード付録の影響で各地で売り切れが発生した。ジャンプ側は通常より50万部増刷し、電子版定期購読者向けにもカード応募サービスを実施したが、発売前からフリマアプリではカードの転売出品が相次いだ。7月9日には転売への懸念が報じられ、13日にはカード目当ての行列や高額転売が問題化。15日には掲載作品の最終回を読めなかった読者への謝罪も出るなど、付録企画を巡る混乱が広がった。
今回の騒動は、単なる人気商品の品薄ではなく、消費者の信頼を軽視した市場構造の問題を浮き彫りにした。50万部増刷や応募者全員サービスがあっても、発売直後に買い占めが起き、純粋に漫画を楽しみたい読者が店頭で手にできない状況になったことは異常である。「限定感」を利用して利益を得る行為が、作品や読者への敬意より優先されている。
本質的な問題は、転売を想定した販売設計と、需要予測・購入管理の不足にある。出版社は購入数制限や予約制度の強化、付録の後日配布、電子版との連携による公平な提供を進めるべきだ。
また、フリマ事業者も発売直後の商品監視や不自然な大量出品への対応を強化する必要がある。
商品を売ることだけが成功ではない。企業が守るべきなのは、一時的な売上ではなく、長年作品を支えてきた読者との信頼である。利益を追う市場と、文化を育てる姿勢。その差が問われた騒動だ。
ネットからのコメント
1、本来、週刊少年ジャンプは「漫画を読むため」の雑誌です。それが今では付録のカードだけが目的で大量に買われ、本当に読みたい人が買えない。本末転倒ではないでしょうか。転売ヤーも問題ですが、それを高値で買う人がいるから転売がなくならないのも事実です。希少性があるからではなく、「話題だから」という理由で飛びつく人が市場を作ってしまっています。出版社も売れれば成功では済まされません。『アオのハコ』最終回を楽しみにしていた読者が読めなかったという事実をもっと重く受け止めるべきです。転売目的の買い占めではなく、作品を楽しみにしている読者が普通に買える環境を優先してほしいです。
2、転売が半グレのシノギになってるという事実は結構重く受け止めた方がいいのでは。
実際、バイトを集めて販売開始直後からの買い占め行為や、ファストフード店での商品を抜き取った後の破棄といった問題もあった。また、これまでメルカリなどのサイトでの対応も余りにも遅過ぎた印象もある。悪質な転売ヤーのために、本来の消費者に余計な負担を強いられたり、そもそも商品を手に入れることが出来ないのは理不尽でしかないと思う。
3、「欲しい人にはサブスク+通販で、雑誌には付かない豪華ホロ仕様の同カードと雑誌に付いたカードの計8枚が全員に手に入るよ」と前週から受付していたので、買い占めに走った人達は相当情報収集力が低い人達なのが分かるんですよ。コレクター向けにはホロ仕様の豪華版カードの方が良く、紙の雑誌のおまけはあくまで子供向けにコレクタブルカードゲームの「撒き餌」として配られたカードでしかなく、転売価値は皆無なんですよね。これで分かるのは、転売ヤーって情報収集をちゃんとしてる人ではなく、おそらくは〇〇なとりまとめ役からの指令で動く更に〇〇な人達ということになり、まともに稼ぐ能力がなさそうなんですよね。
こういう人達を前に何か対策できるかというと、〇〇相手にはどうすることもできなさそうなのが頭の痛いところだろうと思われます。
4、それこそ週刊少年サンデーにおいても、人気作品『名探偵コナン』の特別カードを付録に付けたケースは過去に何度もありましたが、それが元で転売ヤーが買い占めるといった話題に上がった事は、今まで一度も無い認識です。これがジャンプとサンデーのネームバリューの差なのか、はたまたワンピースのカード付録が初(?)だったせいで、発売前に過剰に注目された事が原因なのかは分かりませんが・・・何にせよ、今回はタイミング(=長期人気作の最終回掲載号)が悪すぎたのは間違いなく、ジャンプ編集部は同じ失敗をしないように、今後は世間への影響も考慮して、企画内容は慎重に検討してほしいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/1435d25d82ee3a3f65fb53a855d480da7b9039e3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]