陸上自衛隊宮古島駐屯地の司令である比嘉隼人氏は、5月5日と6日に行われた徒歩防災訓練中に、市民に対して拡声器を使って「許可を取れ」と大声で言い放ち、訓練に参加していた市民をどう喝する場面が確認された。これを受けて、ミサイル基地反対運動を行っている「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」が、この発言を撮影した動画を公開。動画の内容が拡散されたことにより、9日には同連絡会が比嘉司令に対し謝罪と発言の撤回を求める文書を送る予定だ。
比嘉司令の行動は、公共の場である訓練において市民に対する過剰な威圧行為として、大きな問題をはらんでいます。この出来事は、軍と民間人の関係における不適切な力の行使を露呈したもので、軍隊が市民をどう扱うべきかという根本的な課題を浮き彫りにしました。防災訓練という本来の目的を無視し、参加者に不安を与えることは、行政や軍隊の姿勢として許されるべきではありません。
まず第一に、訓練や行事に参加する市民が不安を感じることがないよう、関係機関は明確なルールと適切な指導を徹底すべきです。第二に、軍隊は市民との対話を重視し、警戒や指示においても柔軟かつ配慮のある姿勢を貫く必要があります。最後に、こうした出来事に対しては、公正な調査と適切な処罰が必要です。
軍の本来の任務と市民との関係を尊重し、強い指導力と共に、相互理解を深めることが社会の進歩に繋がることを痛感させる事件でした。
ネットからのコメント
1、司令は当たり前のことを言っただけです。絶対に謝っては駄目、このような妨害者を排除可能な法律を作るべきです。未だに自衛隊憲法違反を主張する人達がいて自衛隊を敵視していることは残念と思います。自治体は自衛官募集に協力することになっていますが、半数以上の自治体が協力しない現実があるようです。
2、大事な訓練の邪魔され、隊員の安全の確保にも影響が出たんでしょ。そりゃ怒るよ。抗議団体に手を出せないばかりか、好きなようにされてはたまりませんよ。恫喝とは書いてはいるが、強めに注意しただけだと思います。
3、徒歩防災訓練中に拡声器で話しかけてきたんですよ。話しかけで拡声器を使うとか一般的に不自然な話ですよね。同じように拡声器で話しかけてきたら、実際に嫌な気持ちになりますよね。ミサイルいらない団体を擁護し過ぎに思います。恐らく訓練に対する妨害に近いものがあり、安全を考慮して厳しく注意されたのではと思います。恫喝という表現は行き過ぎに感じます。
4、恫喝は絶対にあってはならないこと。ただ気になるのは……『ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会』なる組織がその当時に何をしていたのかこの記事には詳しい記載がない。
→訓練中にいきなり理由なく恫喝する(厳しく注意する)とは考えにくい。それ相応の何かをされた事は間違いないだろうけど、それを記事にすると単に都合が悪いのか、いつものように自衛官に対して悪い感情論が先行しているのか……。この記事だけでは自衛官が一方的に悪者扱いですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/41cd581cfd5b4e05ab691deefd6a4ac8d8eb3f7f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]