中日ドラゴンズが外様選手に頼りすぎているという問題が、8月16日のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』で取り上げられました。リスナーの指摘により、若狭アナウンサーがセ・リーグ6球団の支配下内野手、外野手の外様選手比率を調査し、ドラゴンズが約43%と最も高いことが判明しました。他球団の比率と比較すると、チーム育成システムの欠陥が浮き彫りになり、特に若手選手の伸び悩みが指摘されています。

ドラゴンズOBと中田元スカウト部長は、練習不足や育成システムの改善必要性を訴えています。

ドラゴンズが外様選手に頼りすぎる現状は、チーム編成の異常さを示唆します。日本ハムのような育成システムを持つ球団が存在する中で、ドラゴンズの制度的不備は明らかです。まず、球団主導の育成システム確立が不可欠です。具体的には、5年以上の安定したコーチング体制、基礎を徹底的に指導できる環境作り、さらに、選手の個別育成方針の策定が求められます。このままでは、ドラフトでの選手獲得も無駄になりかねません。日本プロ野球界全体が進展する中で、古い体制に固執することは劣化を招くだけです。問題に真正面から向き合い、持続可能な成長への道を切り開くことこそが、未来の中日ドラゴンズが目指すべき目標です。

ネットからのコメント

1、だって育てる運用してないですからね。バッティングは水物ですぐに結果が出るわけでもないし、打てない状態で守備でエラーをして2軍へってパターンが多いし、まずは打てなくても守備面をそれなりにできるように鍛えないといけないと思います。それに1軍の起用でも控えの選手をスタメンに使うのではなく代打や守備固めの時に使うことが多いので1軍にいる間は経験不足な状態になっていると思います。一軍で育てるなら日ハムみたいに1年は育成の年と割り切ってベテランと併用しながら控え選手の底上げをしていかないと現状の状態から抜け出すのはきついのではないでしょうか。

2、5年後、10年後のビジョンがないからでしょう。今しか見ていない。だからドラフトも今必要なところしか補わない。もちろん即戦力も必要だけど、同じ年代の同じポジションの選手ばかり取っている印象。しかも育成途中でも無理に1軍で使ってしまう。根尾が悪い例だと思う。高卒なんだから３年間じっくり育てれば良かった。それでダメなら仕方ない。石川も同じ。周りが早く使えとプレッシャーかけるのかもしれないけど、高卒は即戦力ではない。

3、ソフトバンクのように４軍つくって、ファーム施設を充実させているように、中日がしない、できないなら、ドラフトは少数精鋭重視で選手を育てるしかない。かつてのカープが強かった時、カープはどのように選手を育成してきたか、研究してはどうか。それと、中日の選手は総じて線が細い。体力強化、ケガ防止を、育成の主眼にしてほしい。

4、支配下の枠が７０人と限られているので、戦力外になるのは「まったく見込みなし」という選手だけではなく、実力者もいます。中日はそこに目をつけて、そこそこ戦えている。とはいえ、他球団でレギュラーになれない選手だから限界はありましょうね。生え抜きドラ１で活躍できるポテンシャルがあるのはブライト健太だと思うが、細川を一塁、ボスラー三塁という決断ができない。細川は一年目の最初は一塁だったじゃないですか？井上監督は目先の試合を全力で勝ちに行くタイプなので、来季のことはまったく考えてないでしょうね。