この出来事は、家庭内の性別による教育格差についての問題を浮き彫りにしています。都内在住のF子さんは、小学生の娘に塾を検討していましたが、夫から「女の子だから塾は必要ない」という発言を受け、反発しました。夫はさらに「愛想が良ければ学歴がなくても問題ない」と続け、F子さんは「自立した女性が必要だ」と反論しました。最終的には娘を塾に通わせることを決め、夫も応援する姿勢を見せました。
この話は、未だに根強く残る性別による教育の不平等を思い起こさせるものであり、議論の余地が大いにあります。性別に基づく期待や役割分担は、本来の能力や選択の自由を奪う可能性があります。特に、女性の進学率が上昇している現在では、こうした固定観念は再考の対象です。既存の価値観に縛られることなく、すべての子供に等しい学ぶ機会を提供することが、家庭や社会全体の責任です。F子さんの毅然とした反論は、まさにこの課題を突出させるものであり、私たちが考え直すべき理由を提供しています。子供たちにはその選択の自由と可能性を与え続けるべきです。それは単なる「養われる」生き方ではなく、自立した未来への歩みを支える力が必要だからです。
ネットからのコメント
1、選べるのが大切だよね。高卒で専業主婦になったって、本人が希望したならそれが幸せでいいんだよ。
最初から「女の子だから」って勉強しない道を決められるしかなかったのとは大きく違う。逆に、「医者になりなさい」って勉強強制され続けて親を殺害した女性もいたね。選択肢を見誤らないためにはある程度の知識や思考力が必要。甘い言葉に騙されたり、搾取されないためにも義務教育くらいはしっかり勉強したほうがいいと思う。
2、専業主婦の妻を養う高収入の男性が言うならまだ分かるけど、共働きしてるのに夫にこんなこと言われたら腹立つだろうなぁと思います。だいたい今どき男の子を育ててる家庭で「男は将来たくさん稼いで妻子を養わなきゃいけないのよ」とか教育してる家はあるのかな?って気がします。共働きの我が家の息子達(大学生と高校生)は「女性だって自立できないのはダメだよね」と言ってて、自分が養う気はないみたいですけど。
3、この手の発想をする人は未だにいますよね。昭和世代そのものだったり、そういう家庭環境で育った受け継がれる遺伝的な物だったり、日々の不満からSNSでミソジニーに感化された厄介者達など。取り敢えず、娘さんの将来は奥様の教養に助けられた感じで良かったです。
女性は自立すべきです。これは実の母親を見て来た実経験でもあるし、類似する不幸的なエピソードなどから論理的に考えるとそうなる。ミソジニー的な男は大抵、女性の表面的な上辺(愛想など)しか見ずに価値を決める、女性を人と思わない生き物なので、そういう人間に嫁いだら離婚は必須になるでしょう。その時の為に生きる糧を得る方法を確保しておかないと地獄行きとなる。尤も、結婚する前にモラハラ・ミソジニー気質を見抜く力を養った方が良い。(結婚後の家庭観、子育て観、日頃の日常生活での洞察)
4、愛想といったって、空気を読んで適切な愛想を振りまけるようになるためには、相当の教養や訓練も必要なんですけどね。そこに気づいてない人も多いですよね。それに、テレビタレントなど、愛想そのものを仕事にしようとしたら、放送禁止用語がなぜ放送禁止になっているのかとか、ある程度の歴史的背景や倫理的なことも勉強していないとなれないのですが。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b14befd363c83148c2f0e520a53459422938badb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]