事件概要:
茨城県つくば市を拠点とするホンダ系自動車ディーラー「ホンダ茨城南」が、自動車修理や車検業務を委託した車体整備業者に対し、約1000台分の車両運搬を無償で行わせていたとして、下請法(現・中小受託取引適正化法)違反が公正取引委員会に認定され、再発防止を求める勧告が行われる方針。整備業者との契約では運搬費用を盛り込むべきであったが、それを怠り不適切な取引が発生。日産系やトヨタ系のディーラーでも類似の違反例があったため、公取委はディーラー業界全体への監視を強化中。

ホンダ茨城南の行為は、自動車ディーラーと下請業者の取引の適正化を著しく欠いたものです。整備業者は本来本業に専念すべき立場であり、運搬業務まで無償で担わせることは、期間中の約1000台という規模を考えると、明白な権限の乱用に他なりません。
この問題の核心は、下請法が規定する利益提供要請禁止への違反であり、業界全体に蔓延する力関係の偏りを反映しています。
改善には以下の具体的な策が求められます。第一に、公取委の継続的な監視と強化された罰則規定。第二に、ディーラー各社への契約指導の義務化。第三に、整備業者団体の連携強化による公平な交渉力の確立。これらは、業界の健全性回復に必要不可欠です。
利益の追求に偏りすぎた企業方針が、業界全体の成長を阻害する現実を直視すべきです。公平な取引環境が整わなければ、末端の労働者や消費者の負担が増大し、信頼を失った企業は経済的な損失以上の代償を支払うことになるでしょう。
ネットからのコメント
1、どの業種でも、ディーラーやメーカーが強く、委託内容におかしい所があっても言えないし、言えば自分の所に仕事が入ってこなくなる。他にも同じく扱いを受けている店は多いと思う。作業書類などに運搬の有無、金額を明記するようにし、もし違反があればわかるような仕組みづくりが必要だと思う。
2、トヨタ系ディーラーの時はメーカーへのバッシングのようなコメントが多かったけど、ホンダ系になると正反対なコメント傾向になるのは見てて面白い。
まぁ、昔からの慣習みたいなものだろうけど、見積段階で回送費は見積に含むみたいな表現入れときゃ個人が送料無料のネットショップで買い物するのと同じような扱いになったりしたんじゃないかな。
3、こんなんで下請法違反になるの?『運搬させる』ってあるけど、『運搬させられてる』と思ってる車体整備業者は少ないと思うよ引取りに何時間もかかるような距離なら嫌かもしれないけどこんなんで違法になるなら保険修理の協定であーだこーだ理由つけて値切ってくる保険会社も何とかしてくれ
4、5年以上も前になりますでしょうか。山形にあった白い作業着のとある自動車部品工場が、金額が合わないと直談判した結果、仕事をもらえなくなり倒産に追い込まれました。半導体や電子機器業界にしても同じことです。儲からなくても飯を食いたきゃ逆らうな、です。こんな風潮の中で下請法で問題になるというのは、よほどの事と思われます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f1ad5253c2b405bd1d8fa2357b1400432bd5632a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]