2023年12月17日、巨人の岸田行倫が来季の主将に就任することが決定し、報道各紙で取り上げられた。この人事は阿部慎之助監督の強い意向によるもので、岸田は今シーズン69試合に出場し、打率.293、8本塁打、39打点と優れた成績を残していた。これにより、彼はチームの中心選手としての期待がかかっている。一方、ソフトバンクから加入した甲斐拓也は、シーズン序盤こそ打撃好調であったが、その後パフォーマンスが低下し、68試合の出場にとどまり、打率.

260、4本塁打、20打点に終わった。山瀬慎之助も出場機会を模索しており、巨人の捕手陣の飽和状態が課題となっている。阿部監督のオペレーションが今後の鍵であると言える。

この状況は批判が必要です。巨人の捕手陣が飽和状態であることは、チーム編成の欠陥を浮き彫りにしている。阿部監督の意図は選手間のコミュニケーションを増やすことにあったが、結果として優秀な捕手が余剰になり、若手選手の成長機会を奪ってしまっている。問題の本質は、計画性のない選手獲得と戦略不足にある。この現状を打開するためには、第一に個々の選手の適正を見極めた起用が必要だ。第二に、長期的な視点からチーム全体のバランスを考慮した戦力補強をするべきである。最後に、若手選手の成長を促すためのシステムを構築し、彼らの可能性を最大限に引き出す環境を整えることが不可欠だ。

歴史ある巨人軍が、個々の選手の成長に寄り添わず、ただ戦力をかき集めるだけでは、本来の輝きを失ってしまうだろう。チーム編成の改善を通じて、より競争力のある組織を目指すべきである。

ネットからのコメント

1、主将は誰がいい、となればまぁ適任ではあるね。甲斐は今シーズン得た情報、引き出し、を活かす来シーズンという事になる。甲斐の評価はそれからでいいと思う。山瀬はオープン戦あたりで余程の活躍でもないと、立ち位置は今シーズンとそんなには変わらないかもしれない。「山瀬を使え」といった圧力がどこからかかかればわからないが……どのみち一人に固定、にまでは至らないだろうから控えに回っても出番に備えてひたすら爪を研いでおいてくれたらいいかな。

2、山瀬のために野球してるわけじゃないから個人でモチベを保つしかない。会社だってそう。その中で主張すべきことはして然るべきだが、それも会社や組織にとって得になるとプレゼンするしかない。次期キャッチャーとして腐らず頑張って欲しい。

3、プロの世界では旬の時期をどれだけ一軍で活躍できるかであると思う。

年齢が若くて結果を残しているのなら尚更である。山瀬のように今が旬になろうとしている選手を飼い殺しにするということは、原石を磨かないのと同じ。若い時期から一軍で経験を積ませることこそ、巨人に大事なアクションであると思う。才能ある若手にチャンスを与えて欲しい。

4、山瀬捕手は残念ながら来シーズンも同じ様な境遇になってしまうでしょうね。現状をみるとなかなか厳しい状況です。たらればですが、FA加入の松本剛選手の人的補償として小林捕手が移籍してたらチャンスはあったかもしれません。岡本和真選手の抜けた打線のテコ入れに、来シーズンは大城選手を一塁固定で起用するならチャンスがあるかもしれません。他力本願でなく自力で一軍ベンチ入りするには、二軍で超無双するしかありません。それか他のポジションも守って二刀流で汎用性をアピールするかですね。山瀬選手は現状に不満が募っているでしょうが、それを球団に訴えたところで一軍ベンチ入り、レギュラー起用が叶う訳ではありません。何にしても競争の世界。頑張るしかありませんね。