筑波大学と北海道大学の研究チームが発表した研究によると、地球温暖化の影響で大気中の水蒸気量が増加し、日本列島に大雨をもたらす「大気の川」の流量が過去約40年間で8%以上増加していることが判明した。この現象は、長さ2,000キロ以上にわたる水蒸気の帯状の流れであり、「線状降水帯」を引き起こし、2018年の西日本豪雨や2020年の熊本豪雨など、広範囲に災害をもたらしてきた。さらに、研究ではアマゾン川の約2倍に相当する最大流量(毎秒約40万トン)も確認された。釜江陽一准教授は、日本近海の水温が高い今年、新たな豪雨災害への注意喚起を行った。

今回の発表は、地球温暖化がもたらす気象の過酷化を再認識させる重要な報告と言えます。一方で、「大気の川」の流量増加が確認されていたにもかかわらず、適切な予防策が進まず、豪雨災害による被害の甚大化が繰り返されている現状は見過ごせません。
この問題の本質的な課題として、気候変動対策の後手感や災害への備えの遅れが浮き彫りになります。
具体策としては、第一に、排水インフラの大規模な再整備が必要です。都市部の下水システムを強化し、排水能力不足を補うことで、水害リスクを低減できます。第二に、早期警戒システムの高度化を通じた豪雨予測の精度向上が急務です。第三に、気候変動抑制のため、温室効果ガス排出削減に向けた国際的な協力体制を一層強化すべきです。
気候変動の影響はもはや予測ではなく、現実の問題として私たちの日常を侵食しています。温暖化の進行を放置すれば、一人ひとりの日常が永続的に脅かされる未来がますます現実味を帯びます。今こそ、毅然とした対応が求められています。
ネットからのコメント
1、温暖化の原因は科学的視点では明らかになっているが一説では地球が温暖期に入っているとも言われている。地球も生き物なので長い年月をかけて様々な変化があることに間違いない。科学では割り切れないところが面白いのだ。
2、今の地球は、近視眼的には確かに少し温暖化していますが、長期的には必ず寒冷化に向かいます。
地球46億年の歴史をみると、今の地球は第四紀氷河期の間氷期であって、間氷期はいずれも約1万年と非常に短い。地球はこの1万年の方がよっぽど異常であって、ゆっくりと正常な姿に戻りつつある。氷河期という地球本来の姿に。
3、大雨を齎す大気の川と改めて言われますが昔から吹いている偏西風による大気の流れですよね。この偏西風の影響で遠くインド洋の海水温上昇が日本の線状降水帯を頻発させると聞いたことがあります。太平洋の台風発生頻発だけでなくインド洋による線状降水帯の凶暴化。地球温暖化は世界中で起きていて影響し合うですね。
4、1950年代から80年代までは、波状的に寒冷な年が増えていたため当時は21世紀は地球が小氷期に入るとも言われていたが90年代以降急に寒冷な年が減り、夏が暑くなり「地球温暖化」が言われ始め人間が排出するCO2犯人説が喧伝され始めただが地層に残るレベルの温暖化自体は縄文時代や平安時代にも起きて、巨大飢饉の原因になってるので今回の温暖化もCO2だけが犯人とするのはいかがなものかと
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a5ff003d9486b6dc5ae7d612e38fd8089d149c3d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]