三重県伊賀市の消防署でタンク車が水を積まずに出動し、現場で放水できない事態が発生した。事件は15日午前9時20分ごろ、伊賀市一之宮の休耕田で煙が立ち上る通報を受けたことから始まった。1.5トンの水を積載可能なタンク車が出動したが、9時40分に放水を試みた際、タンクが空であることが判明。応援を要請し、駆けつけた車両が10時から放水を開始し、約10分後に鎮火した。約3,500平方メートルが焼失し、負傷者はいなかった。この事態は、車検後の注水忘れと日常点検での水量確認欠如が原因。消防は重大インシデントとして対策を強化するとしている。

消防署のタンク車が水を積まず出動するという事態は、公的機関の管理体制に深刻な欠陥があることを如実に示しています。本来、市民の安全を守るはずの消防が、その使命を全うできない状態に自ら陥ったことは極めて異常です。
この背景には、業務手順や管理プロセスの形式化、車検後の注水忘れを検知できなかったチェック体制の未熟さがあると考えられます。
問題解決のためには、まず水量計の確認を日常点検の義務化にするだけでなく、効果的なチェックシステムを構築すべきです。たとえば、デジタル化した点検記録を導入し、ミスを防ぐ可視化を推進すること。また、車両の管理責任者を明確化し、注水に関する二重確認を標準化すること。さらに、緊急対応における全体の手順見直しを行い、二度と現場での遅れが生じない仕組み作りが不可欠です。
消防活動は市民の信頼に基づくものです。今回の教訓は、この信頼を守るための根本的な改善を必須とするものであり、これを怠ればさらなる災害につながるでしょう。迅速かつ効果的な改革を期待します。
ネットからのコメント
1、昨年の8月に同県内の多気郡明和町でも空タンクで出動した事案がありました。この時は2カ月間空のままだったとか。同じ県内で空タンク出動が再発というのは、如何なもんでしょう。もしこれが、人命に関わるような火災だったとしたら恐ろしいことです。
2、衝撃のニュースですね。1.5tもの重量物を積載していないと車体が軽くて気が付くのではないかと思ってしまいますが、そんなことないんでしょうか。消防タンク車はある程度の水を即応用に積んでいるものだと思っていましたが、車検に出した後に注水していなかったんですね、なるほど。休耕田での火災でよかったですが、住宅火災だったらと思うと怖いですね。
3、空のまま走れば初速の時の発進時にわかりそうだけど・・・農業用のタンクに水500リットル入れて消毒に行くけどあきらかに初速時は発進に違和感ある。消火場所に空タンクなら軽快に走って行けただろう。本来それではダメなんだけど・・・
4、車検っていう通常状態ではないとき。だからこそ、戻って来たときに誰が注水するのか。その当番をシステムとしてしっかり決めておかないとトラブルの元になる。日常と違うことは盲点になりやすい。消防本部の方針でこういう細かいことまでちゃんと決められているのか、各消防署の裁量なのか知らないけど。変わったことがあるときほど思慮深くないといけない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f5c49c1ba108b973a7db83a02855d04dc30bceda,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]