高橋洋一氏がX(旧ツイッター)で、高市早苗首相を邪馬台国の女王卑弥呼に例えた投稿を行い、論争が起きています。小野田紀美経済安全保障担当相が卑弥呼への憧れから政治家を志した経緯が再燃している背景もあり、「外交が下手」や「中国の属国になる」との批判がネット上に広がっています。高橋氏は、来年度予算案の一般会計で基礎的財政収支が黒字になる見通しを受け、高市政権を「積極財政」と評価し、「現代の卑弥呼」と表現しました。
しかし、卑弥呼が魏へ外交使節を派遣した歴史的背景を踏まえ、高市首相の政治スタンスとの違いを指摘する声や、「占いで政治をしないで」などの疑念が寄せられています。

この議論は、日本の政治と歴史認識を考える良い機会です。高橋洋一氏による卑弥呼との比較は一見ユニークですが、その背景には誤解が含まれています。卑弥呼は魏への朝貢外交を行った人物であり、親魏倭王という称号を得た史実がありますが、これは現代の日本外交とは大きく異なるものです。この喩えは、歴史的文脈と現在の政治的現実を見誤っています。では、この誤解が及ぼす影響を考えましょう。
まず、高市政権に求められるのは、過去の史実を適切に理解し、それに基づいて現代の外交政策を策定することです。そして、独立した国家としての自立外交を強化し、魏の時代とは異なる現代の国際秩序に則した外交戦略を追求すべきです。
さらに、国民への情報発信は正確で透明性が高くあるべきで、誤解を生むような表現は避けるべきです。こうした具体的な対策を講じることで、より現実的で対象国の立場を尊重した外交政策が実現されます。
誤った歴史認識が批判に繋がる一方、明確な政策ビジョンを示すことが重要です。積極財政として求められるのは、現代の課題に対する真摯な取り組みと国民への説得力ある説明です。
ネットからのコメント
1、高橋さんは、単に、高市さんは運が良い、運を持ってる、と言ってるだけで、卑弥呼ってのは単に運とか流れとかのシンボルとして言ってるだけ、と、ふつうに読めばすぐ分かります。それを歴史上の卑弥呼の政治内容と結びつけて攻撃するのは、短絡的すぎると思う。
2、中日スポーツ=中日新聞で子会社は望月さんがいる東京新聞ですね。 デイリースポーツは左派の神戸新聞なので各グループの政治記者が高市内閣叩きに使っている。オールドメディアはそろそろ偏向や報道しない自由はやめて公正に報道すべきです。
3、オールドメディアと立憲含む左派野党は共同戦線を組んで高市政権叩きに邁進しておられますが、今のSNS時代では印象操作や世論操作は直ぐに露呈してしまい逆効果になっています。
ネットでの政党支持率では若年層では立憲民主党は0%とシルバー政党化は顕著でこれからの加速化は必至!国民感情コントロール化は立憲民主党の戦略だろうが、TV新聞と無縁のSNS主体の良識有る日本人には関係有りませんからもっと批判より政策で存在感を示しましょう!
4、対反日外国勢力への対応等においては高市政権に一定の支持はするが、過激な煽り方には意を唱えたい部分もある。よくある新興宗教的な思想は、正しさを盾にして人を惑わしていくというスタイルをとる。これは人間が最も御しやすく、また最も御されやすいシステムでもある。必要な事は必要に論じ、かつ冷静さを保つ事が求められる現状かと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b0b1ef4f622bc1bf98925dbf202a1d3050b7230d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]