全国のコンビニ850店が一時休業
2025年7月30日、津波警報・注意報が発表され、全国のコンビニ約850店舗が一時休業を決定しました。休業した店舗は、セブン-イレブンが北海道から関西の太平洋沿岸地域にある316店舗、ファミリーマートが太平洋沿岸地域にある273店舗、ローソンが九州・沖縄を除く266店舗です。セブン-イレブン本部は加盟店に対して「人命最優先で店舗の判断で休業等を検討してほしい」と呼びかけ、一部店舗がその指示に従い休業しました。
こうした対応は、現状の社会的背景や制度に照らして見ると、非常に異常です。コンビニエンスストアの本来の役割は、地域住民の生活を支えるインフラの一部として、24時間体制で営業することにあります。しかし、今回は自然災害の影響を受けての一時的な休業とはいえ、現代社会においてそのリスク管理体制が十分であるかという疑問が残ります。こうした緊急事態に対して、もっと一貫した危機管理のシステムが求められるべきです。
まず、コンビニ各社は、今後の自然災害に備えたより高度な予測システムを導入すべきです。気象庁などの公式機関と連携し、リアルタイムでの災害リスク情報を即座に把握し、より迅速かつ確実に店舗の営業体制を調整できる仕組みを整えることが急務です。次に、店舗運営者に対して、独立した判断を強化する教育や訓練を行うことも重要です。
最終的には、非常時でも住民に必要なサービスを提供できるよう、企業の社会的責任を再定義する必要があります。
ネットからのコメント
1、津波警報・注意報が出されている以上、休業は妥当な判断だと思います。従業員だっていつ被災者になるかわからない状況です、まずは命を守る行動が最優先です。津波警報や注意報が出ている中で無理に営業を続けるのは、従業員の安全を脅かすことになります。セブン-イレブンが人命最優先と明言したのは素晴らしい対応ですし、休業を決めた店舗の判断も英断です。命より大切なものはありません。災害時は企業も働く人も、安全第一で行動することが何より重要だと感じます。
2、コンビニは24時間開けるようフランチャイズ時に親会社から念を押されるようですが、今回のように人命優先と発表された事も今の時代に沿っていると思う。今回は大震災のような被害は発生しなかったけど、今後津波の発生の可能性がある地震への対応の訓練にもなったとプラス思考で良いと思う。渋滞しやすい道路であったり、高所への避難経路、家族内の通信不安定下の連絡手段など。
繰り返しになるけれど大きな被害がなくて良かった。
3、避難指示が出ていれば店員も避難さなければならない。そうなると当然店など開けられないし物流もいつも通りに来るとは限らない。休業は当然の措置であり正しい判断だと思う。甘く考えて何かあってからでは遅い。
4、コンビニが営業するためには、お店の人はもちろんのこと、物流のドライバーさんも品物を届けなきゃならない。無理をしてとんでもない箇所で事故が発生しないよう、お願いします。暗くなる時間帯なので、どうかご安全に!避難中の方も長時間で大変と思います、油断しないようにお願いします!
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9353f37f59e778572d29ce7086d84be6ea27c453,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]