今回の衆院選では、自民党が比例東京ブロックで8議席分の票を獲得したものの、比例名簿上の登載者が不足するという特異な状況が発生しました。原因は、小選挙区と比例選の重複立候補者が全員小選挙区で当選し、比例単独候補がわずか3人しかいなかったことです。この結果、余った5議席が公職選挙法に基づき他党に譲られました。中道改革連合、国民民主党、参政党、チームみらいの各党にそれぞれ議席が回され、中道改革連合に譲られた2議席のひとつで落合貴之氏が比例復活しました。落合氏は小選挙区では自民党候補に敗北し複雑な心境を語りつつも、「野党の役割を果たす」として新たな政治活動に意欲を示しました。

今回の比例制度を巡る問題は、日本の選挙制度が抱える根本的な欠陥を浮き彫りにしています。一部政党への票が実質的に他党の議席を助けるという現象は、投票者の意図が歪められる非常に不健康な政治構造を示しています。
まず、自民党は名簿登載者不足を見越し、小選挙区と比例とのバランスをもっと慎重に設計すべきでした。それと並行して、比例区における候補者数の最低基準設定や比例復活の仕組みの見直しが不可欠です。加えて、公職選挙法自体が現状の多党化の実態に即していない可能性があり、早急な法改正が必要です。今後、このような制度的欠陥が政治的不信を招くことがないよう、各政党は選挙の公正性を守る責任を果たさなければなりません。歪んだ構造を放置する限り、民主主義の健全性を保つことは困難です。政治家の真摯な対応が、国民への最大の誠意となるはずです。
ネットからのコメント
1、制度設計の不備だと思います。特定の党への投票が場合により別の党の候補者の当選を許容するような制度は改善した方がよいと思いますが、そのような欠陥を上回る深いメリットがあるのでしょうか。比例方式は党への投票ですから、その党が候補者を追加指名するような方法はダメなのでしょうか。事前に候補者が明示されていることが大前提だとは思いますけれど、しっくりしません。
2、自民党支持の票が反自民に流れるのは法律上仕方ないが、どうしても納得出来ない!前回の国民民主もそうだったように、比例制度そのものを見直す必要があるのではないでしょうか!小選挙区で落選し比例復活なんてのもあるし、比例を廃止し全て小選挙区にすれば問題は解決されると思います。
3、中革連は49議席獲得と言うが自民党からのおこぼれが6議席。実質は43議席。その中で中革連立憲民主党系議員は公明党系議員の28議席を引くと15議席。解散前と比べると1/10壊滅状態。国民はほぼ支持しなかった。それを踏まえて批判ではなく対案をだすか不備をチェックするなどの役割を果たして欲しい。しかし、候補者が足りなかった場合政策政治信条が違う政党に議席が行くのは納得出来ない。候補者が足りなかった場合の第二候補の政党を選べる様にして欲しい。
4、野党の役割って何だろうか、これが出来なかったから立憲民主は負けたんだろうな。国民民主は対決より解決っていうし、参政は重なるところもあればそうじゃないところもある、そこは議論したいと言っていた。
国民は週刊誌ネタでいつまでも、国家運営を止めているのが立憲民主に見えたんではないだろうか。しっかり前を向きたいなんて言った立憲の議員さんもいたようだが、まずは足元をよく見てほしいかな。しっかり議論できる野党は必要なんだからさ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/142fcc1fbac7937272b9393e3234d7ceb4810f5e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]