「独身偽装」と呼ばれる、既婚者が独身と偽り交際する行為により被害を受けた女性が、今月23日の裁判判決を前に取材に応じました。この女性「まゆさん(仮名、30代)」は2022年、婚活中に男性と出会い不妊治療を経て妊娠。しかし、妊娠後に男性が既婚者であることを告白。男性は虚偽を認めたものの「交際を終わらせるタイミングを逸した」と主張。被害者自身や両親、そして生まれた子どもまでもが心理的に傷ついたといいます。独身偽装問題は現在、民事賠償が数十万円程度にとどまり、詐欺罪や不同意性交罪には問えないという法の限界も議論を呼んでいます。

独身偽装のような行為が個人の生活を深く傷つけ、多くの人を巻き込む結果となっている現実は許しがたく、看過できません。
本件の異常性は、不妊治療や家族との接触、婚姻関係届への記入といった行動を伴い、極めて周到かつ陰湿に被害者を欺き続けていた点にあります。

問題の本質は、法的枠組みの欠如です。現在、日本の刑法では独身偽装そのものを取り締まる規定が存在せず、被害者は民事訴訟でわずかな賠償を得るほかに救済手段がありません。さらに、社会通念上「恋愛問題」として放置されやすく、被害者が泣き寝入りを余儀なくされるケースが多発しています。本件は単なるトラブルではなく、根深い男女関係の不平等を象徴する問題です。

解決策として、まずは法律改正が必要です。特に独身偽装を「詐欺罪」や「不同意性交罪」に含めることを検討すべきです。
また、公的機関による被害相談窓口の設置や、データベースを活用した独身証明書の普及と義務化も重要でしょう。さらに、教育や啓発による倫理観の向上も並行して実施するべきです。

結婚や家族に向けた人々の純粋な願いを踏みにじるような行為が正当に裁かれない社会は、不正義そのものです。今こそ、「心ない虚偽」がもたらす悲劇と向き合い、新たな被害を防ぐ仕組みを整える時ではないでしょうか。










ネットからのコメント
1、大学生時代からお付き合いして20代で恋愛結婚しました。お互いに実家暮らしでしたので、お互いの両親には何回も会っていました。既婚者が独身だと偽って妊娠してから女性に既婚者だと言うのは酷すぎます。しかも、一緒に妊活をしていたなんて最低です。今後、このような男性が出ないように厳しい判決になることを願っています。
2、独身偽装は、単なる恋愛トラブルでは片付けられないと思います。
結婚を考え、親にも会い、不妊治療まで進めていたなら、相手は人生そのものを預けていたはずです。そこで既婚であることを隠し続けた責任は、あまりにも重いです。時間、信頼、妊娠、家族の期待まで巻き込んでいるからです。特に子どもを望む人にとって、時間は取り戻せません。だまされた側の落ち度ではなく、偽った側が相手の未来を軽く扱ったことが問題だと思います。生まれてきたお子さんとお母さんが、これ以上傷つけられない社会であってほしいです。法制度も含め、泣き寝入りさせない仕組みを考える時期だと思います。
3、不妊治療って、女性の身体の負担も大きいはずです。友人で何人か治療していましたが、検査も痛みがあると言ってました。色々我慢できるのも、パートナーとの子供が欲しいからですよね。こんなひどい裏切りはないと思います。どうかこの女性とお子さんの未来に幸あれと願います。
4、独身偽装というより、本質的には相手をだまそうとする意図があったのだから詐欺に近いものを感じる。記事のように結婚詐欺にも当てはまらないということでもあるしこういう事例を少しでも減らすために法整備をすぐにするべき。
被害者が泣き寝入りして一方的に嫌な思いをするのなんて、到底許されない。判決はこのような事例がなくなるために厳しいものを望む。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6272d4d128927a11ede11c8e2aacf3d89ba27ff5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]