12月22日、北海道釧路市昭和地区の住宅地で、メガソーラー施設の建設工事が開始されました。大阪市に拠点を置く「日本エコロジー」によるこの計画は、約2000枚のソーラーパネルを設置するものですが、地元住民や釧路市が強く反対している中での強行着工となりました。事前の説明会では住民側との厳しい意見交換が行われ、住民は生活環境や自然保護に関する懸念を表明。

一方、同社は住民の訴えに耳を傾ける姿勢を見せつつ「工事は予定通り進める」と発言。現在、工事現場では木々の伐採作業が進み、絶滅危惧種への影響も指摘されています。住民からは抗議の声が続出しており、対立はさらに激化する見込みです。

自然環境保護や住民生活の質が脅かされる状況は見過ごせません。まず、住民の声を軽視し、釧路市全体の長期的な環境への影響を不透明なまま工事が強行された点に重大な問題があります。このケースにより、地域との協調を欠いた企業運営が進行するリスクが浮き彫りになりました。

根本問題は、「自然資源保護」と「再生可能エネルギーの促進」の折り合いをつける仕組みの不足です。特に絶滅危惧種の調査が十分に行われていない点や住民との合意形成の欠如が顕著です。現場周辺の自然環境を守りつつ、真に持続可能な再生可能エネルギー導入を実現するため、以下の措置が必要と考えます。

根本的には、企業の利益だけに固執して進む開発は、社会の信頼や自然の破壊という代償を伴います。釧路湿原の自然の豊かさが明るい未来の遺産であることを忘れず、全関係者は妥協のない対話と模範的な解決を追求すべきです。

ネットからのコメント

1、日本政府が再生可能エネルギーとして推進してきた。これが約30年後に 寿命を迎え その時に放置されないようにしないといけない。放置したらダメだという法律がない。買取価格が大幅に引き下げられ 維持管大丈夫理ができなくなると 絶対放置されることになる。 会社が潰れても維持管理リサイクルさせるためにも 供託金を納めさせる法整備も必要である。

2、メガソーラーは2027年度以降は、新たな施設への補助金の廃止されるから日本エコロジーとしてはそれまでに発電を始めたいのでしょうでも、それって結局公金チューチューなしでは成り立たないビジネスを認めたって事でしょなんだかなぁと思ってしまう中国企業の参入も聞かれるし全てのメガソーラーへの公金拠出は止めてほしいね

3、大阪ですが毎年紅葉を見に行く寺があります。寺の奥に散策する道があり小高い丘から見渡す景観が素晴らしかったのですが今年行ってみると山の側面が削られて地肌が見える状態でメガという程の規模ではないがパネルが敷き詰められてた。自然を破壊して作るエコって何なんでしょうね。せっかくの景観が台無しで人間の欲の浅ましさを感じました。

4、建築確認申請って、まず都道府県に来るんだよね。市町村には、その写しが来るだけで追認するだけ。だから、まず掛け合うなら道支庁の開発区局だよ。まあ、法律的に合法なら止める手立てもないだろうから難しいだろうが、心情的には、森林を伐採してまでソーラーパネル立てる意味あるのかと思わざるを得ない。だだっぴ広い、原野とかにしろよ・・。一本の木が大木に育つまで何十年とかかるのに、チェーンソーで切り倒すのには5分とかからない。育つのは何十年、破壊するのは一瞬。このような会社が各地で好き放題やってたら、自然環境がボロボロになる。