12月10日に大阪府議会で自民党の占部走馬府議が告発した内容によると、維新所属の地方議員が京都市の一般社団法人「栄響連盟」の理事に就任することで国民健康保険料の支払いを回避し、割安な社会保険に切り替える脱法的な手法を利用していた疑惑が判明しました。一般社団法人の理事は社会保険に加入できるため、国保と比較して保険料を大幅に削減することが可能です。
栄響連盟には700人以上の理事が登録されており、4名の維新所属議員の名前が含まれていることが確認されています。一部議員は年収1000万円を超える報酬を得る一方で、社会保険料を最低限に設定する形で大幅なコスト削減を行っていたとされています。この行為は制度の抜け穴を利用した倫理的に問題のある行動として批判されています。

この件には制度の欠陥とその悪用という深刻な問題が含まれており、明確な批判が必要です。
現状では、一部の維新所属議員が一般社団法人を利用して国民健康保険から社会保険に切り替えることで、自身の保険料を最大限に削減し、税負担を一方的に回避しているという事実に目を向けなければなりません。この行為は倫理的な観点からきわめて異常であり、政治家としての責任感が著しく欠如しています。
本質的な問題は、制度の設計において国保と社会保険の間に不均衡が存在する点にあります。
国保は全額自己負担、社保は事業者と折半という仕組みは、本来事業者ではない者が法人を利用して負担を軽減する余地を生む結果となっています。また、一般社団法人という構造自体が、多くの理事を形だけ登録し、実質的な運営とは無関係な人々の利用を招いている不透明性も問題です。
この状況を改善するためには、まず以下の具体的な対策を検討するべきです。
社保への加入要件を厳格化し、理事登録の実体性を審査する制度を導入する。国保・社保の間の保険料負担のバランスを再検討し、制度設計を修正する。政治家としての倫理を厳守し、公的資格保持者が制度を悪用した場合に厳罰で臨む法改正を行う。この問題は、単なるテクニカルな違法の域を超え、公共の公平性そのものを損なう一例として考えなければなりません。政治家自身が制度の盲点を悪用することは、市民の信頼を著しく損なう行為です。一刻も早く全容の解明と透明性ある制度改革が求められています。
ネットからのコメント
1、大阪市議会でも公明党が告発している。 議員81人のうち36人が国保以外の保険に加入している。全議員のうち、維新は43人。
公明の17人は国保加入を確認したと話しているから、維新議員の多くが「国保逃れ」の可能性が大きい。 会社や団体の社保に入っている議員もいると見られるが、維新が自主調査でどこまで正直に公表するか。やはり、議員も一般人と同じように総収入に応じた保険料にするべき。
2、これはもっと詳しく報じた方がいいと思うんだけど、相当悪質。社団法人に形式上所属し、かつ議員報酬より相当低い収入を得ているように見せかけることによって国保から逃れるだけでなく、保険料をかなり安くする犯罪的なスキーム。やってることは脱税と一緒。しかも組織的。警察が捜査しなきゃいけない案件だと思います。
3、大阪府と大阪市が、同市を廃止して特別区に再編する大阪都構想について再び協議を始めることになった。吉村洋文知事(日本維新の会代表)が23日、府市の合同会議で、新たな協議体を立ち上げ、特別区の導入を含めた行政組織のあり方を検討するよう指示した。住民投票で2度も不要とされた都構想を恥ずかしげもなく再度新たな協議体を立ち上げるって自維連立は自民党の絶対にやりたくない企業団体献金を議員削減で目眩ましして先送りし高市に恩を売り副首都構想から都構想へ繋げる為の連立でしかないそれは連立合意書を見れば一目瞭然だが阿呆な国民は理解出来無いのが大多数で未だに高市政権の高支持率が続いている諸悪の根源の企業団体献金を自民党から剥がさない限り献金企業向けの政治は誰がトップになっても変わらない維新は大阪都構想のために企業団体献金廃止の公約を投げ捨てた許すまじき行為をしている
4、身内を切る改革を望みます。勝てば官軍とて、国民を欺けば歴史が語る様な末路となろう。キャバクラはキャバ嬢が接待を提供する場所です。国民の税金は「使わない」ではなく「使えない」のではありませんか?社会保険の引き下げ政策立案政党が身内に甘い統制能力では情け無い。即刻処分すべし。国民は見てますよ?身内を切る改革を望みます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b85c99faf516f540f46e2ecfc4a42840a150b498,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]