福岡県北九州市の響灘緑地グリーンパーク内「でこぼこ広場」にあるすり鉢状の遊具で、保護者2名がけがをする事故が発生しました。1月、まず40代男性が底から上がれなくなった5歳の子供を助けようとし右足を骨折。続いて30代の女性も3歳から4歳の子供を助ける際に足首をひねるけがをしました。この遊具は深さ1.9メートル、直径9.6メートルで現在使用中止とされています。
市は、対応の共有不足と管理の欠陥を認識し、皿倉山の大型すべり台での類似事例とも合わせて安全管理と予防策を検討中です。

公共施設の安全管理が問われています。北九州市の公園遊具で発生した保護者のけがに関して、現状では遊具の設計に問題があることは明らかです。直径9.6メートルのすり鉢状遊具は、幼い子供が自力で上がるには無理があります。市が迅速に遊具の使用を中止したことは評価できますが、他にも管理や予防保全に欠陥があることは否定できません。まず、市全体での情報共有を強化し、遊具の設計基準を見直す必要があります。また、保護者向けの安全教育や、遊具の安全性評価を定期的に行うことが求められます。こうした措置を取ることで、次世代の子供たちが安心して遊べる環境を提供することができるでしょう。遊具の安全性が確保されていなければ、公園の存在意義さえも揺らぐと言えるのです。
ネットからのコメント
1、大人の相次ぐけがで子供用遊具が使用禁止とは、なんと言っていいのやら・・問題なく遊べていた子供らにとってはいいエネルギー発散となっただろうから、残念に思う子供や親も少なくなさそう。問題は這い上がれない子供がいるという点。それを助けようとして骨折や足をくじいた大人は体力と運動神経が衰えた鈍チンかハイヒールを履いていたとかだったのかね?子供をひっぱり上げられるようロープを付ければ首を絞めるような事故が発生し(そういう事例あったよね?) 階段部分を設ければその角に引っ掛けて転倒とか打撲とかの事故が起こりモンペがクレームとかになりそうだし、ため息しか出ないね。
2、そもそも6歳以上が対象となっている遊具に5歳3歳を投入したら、5歳で運動神経の良いお子ならなんとかなるかもしれないけど、3歳はあがってこられないと思う。親は、自分のお子をおんぶしてでも登って帰還する体力や運動神経がないならば、やってはアカンことだし、お子に怪我がなかったのが不幸中の幸いではないかしら?
3、昭和の時代からジャングルジムや滑り台から落ちて骨を折ったり、切り傷作ったりするのは日常でした。
そうして怪我することで危険を学習し回避するスキルを身につけていました。しかし、現代ではちょっとした怪我でもマスコミや議会、SNSなどで大騒ぎし、責任回避のため公園や学校で遊具が撤去されています。これではますます子どもの身体能力も失われていくのではと危惧しています。
4、これは怪我をした大人二人が自治体を訴えたということですか?それとも自主的に自治体の方が使用中止にしたのでしょうか?いずれにしても、大人の勝手な言い分で子供たちの楽しい遊具が使えなくなるのは悲しすぎます。子供のうちは怪我をしてナンボだと思うのは危険なんでしょうか。体幹もない、危機管理もできない大人が量産されるだけだと思うのですが。。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5f17901c0ef9ce83a8413f6c35afd0e47dea70c4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]