中国軍が2035年までに空母9隻体制を目指すという報告書が米国防総省から発表されました。中国は現在3隻の空母を保有しており、11月には3隻目の「福建」が就役しました。「福建」は、今月中旬に台湾海峡を通過し、台湾に対する軍事的圧力を示したとされています。今後、中国がさらに6隻の空母を建造する計画があるとされ、これによりインド太平洋地域での軍事的威圧が強まる可能性があります。
一方、米軍は現在11隻の空母を保有しています。

中国の空母9隻体制計画は、国際社会にとって重大な懸念材料です。現在の国際秩序は、一国が他国に対して圧力をかけることなく、平和的な共存を目指すものです。中国の軍拡は、この秩序を乱す恐れがあります。まず、国際社会は中国に対し、軍事的技術の透明性を求めるべきです。次に、近隣諸国は協力して防衛体制を強化し、抑止力を高める必要があります。そして、外交努力を通じて緊張緩和を目指し、平和的対話を促進することが求められます。平和と安定は、すべての国が協力し努力することで築かれるべきです。この問題に対する対応は、ただの軍事競争ではなく、共存と協力に向けた賢明な選択が求められるのです。
ネットからのコメント
1、これだけ軍拡しとしてどの口が日本が戦争を煽ってるだなんて言うのやら.
..ウクライナ侵略でロシアの練度の低さが露呈したように、中国の練度はどれほどのものなのかは気になるところ。結局、AIだとかドローンが発達しても最終的に扱うのは人。もちろん戦争はないことに越したことはないけど、中国は実戦経験がほぼないのだからこっちが仕掛ける気なくとも備えることは大切。
2、日本に対して「軍国主義の復活は許さない」と見解を述べている中国が、現在保有する空母3隻を90隻に増加するほうが軍国主義そのものと言えるのではありませんか。高市総理は、日本の安全保障を米国のみに委ねるのではなく、「自分たちの国は自分たちで守る」という覚悟を持って、核武装をも含めた防衛力を強化する必要があると思います。それは、ウクライナだけでなく、近い未来に起きるであろう台湾の状況を推察するだけでも明らかです。
3、中国経済は20年前くらいからバブルが弾けて経済が崩壊し、軍事費も減るので米軍を追い越す事など不可能と言われていたけれど、現状だと、経済が崩壊しても軍事費は更に延び続け35年には米海軍を追い抜いているでしょう。先日の失敗確実の戦艦構想といい、米海軍は失敗艦ばかり構想し建造しそしてまた失敗の繰り返しで内部から大崩壊しているのが目に見えて分かります。
今のままだと、周辺有事(朝鮮半島含む)にも米軍は役に立つか分からない状況に陥ってもおかしくないので、日本はしっかりと自前で防衛できるような盾としての防御システムの構築(特に原発周辺や高高度核爆発等の電磁パルス攻撃に対しての防御)と、HGV(日本だと島嶼防衛用高速滑空弾)の射程延伸弾を各地に配備して矛としての機能も充実させた方がいいかもしれません。
4、中国の軍備拡張、とりわけ空母建造は、純粋な軍事合理性よりも経済対策の色合いが強い。中国は鉄道や道路などのインフラを過剰に建設し、国内投資の受け皿が枯渇している。一方で、完成後の維持費やメンテナンスを軽視する傾向があり、コストを抑えれば事故や機能低下を招くというバランス欠如が特徴だ。空母は建造後も、約3千人の乗員、人件費、訓練、護衛艦隊や補給体制など膨大な維持費が継続的に発生する。 さらに空母護衛に欠かせない潜水艦については、中国は軍港が限られ、出入り航路も把握されており構造的弱点を抱える。結果として、中国は「作る」ことに偏重し、「維持する力」を欠いたまま軍拡を進めている。
バランスの欠如が中国の構造的欠陥だ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/78eb636fc04086ea9d752a0d055903b0ee0b29b2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]