ホルムズ海峡のララク島近くにイラン革命防衛隊が「安全回廊」と称する水路を設置したことが明らかになった。英ロイズリスト社によれば、この水路は事実上イランが海峡を封鎖している中で提供されており、船舶の目視確認が行われている。21日までに、ギリシャの海運会社の貨物船を含む少なくとも9隻がこの水路を通過したと報告されている。通航には船舶の所有者や目的地の情報提供が求められ、現状では船舶ごとに交渉が行われているが、革命防衛隊が近く正式な承認プロセスを確立する見込みである。

船舶通航の新たな制度に対して、イラン革命防衛隊による「安全回廊」設置は単なる地域安定化ではなく、国際社会に対する挑発的な一手であると言えます。海峡の封鎖は国際商業に深刻な混乱をもたらすため、この異常事態を無視することはできません。基本的に、この状況の背景には地域の政治的緊張と国際的な勢力争いがあります。
解決策として、第一に国際的な圧力を強化し、この「安全回廊」の透明性を確保することが必要です。第二に、地域の緊張緩和を目的とした外交的対話の促進が求められます。第三に、海洋法に基づく国際監視を強化し、法的根拠のない封鎖を防ぐことが重要です。この状況は、単なる軍事的制御以上に国際商業の自由と安全を脅かすものであり、国際社会が強い姿勢で対処することが不可欠です。
ネットからのコメント
1、「安全回廊」と聞くと事態が改善したように見えるが、実態はホルムズ海峡にイランが海上の関所を設け、通行の自由を事実上の許可制に変え始めたということだと思う船ごとに所有者や目的地などを申告させ、通すかどうかを選別するなら、それは封鎖解除ではなく、全面封鎖から選別通行へ運用を変えただけである一部の船が通れたとしても、国際航路として正常化したとは言えない短期的には物流再開の安心材料になる面はあるが、長期的には海峡を政治カードとして使う前例を強める危険がある日本も「通れたから大丈夫」と楽観せず、保険、船員安全、調達先分散まで含めて備えるべきだ
2、現在ペルシア湾内にいる日本国籍のタンカーだけ調べているが、日本国籍と表示されているタンカーは、「利根川」「十和田」「Mayasan」だけだ。他にも「出光丸」と表記しているタンカーがあるが、この船は日本国籍では無く、パナマ船籍と表示がしてある。行き先は確か、名古屋方面ではなかったのか、と記憶している。21日日本時間午後4時現在、海峡を渡ったのでは?と思われる日本国籍のLNGタンカーが1隻確認出来た。船名は「LMG JAMAL」と表示されており、封鎖が始まってから日本国籍の船が海峡を渡ったのは初めてではないのかと思う。残りの日本に関係する船舶は解らない。3隻はサウジアラビアのアル・ジュバイ東側約60㎞の海域に集まって停泊している。封鎖されて3週間も経てばストレス、心労も重なるであろう。今後上記の3隻の動きに注目したい。3隻とも一刻も早く無事に渡る事を願ってやまない。
3、イランがホルムズ海峡付近に「安全回廊」を設けたという報道は、実質的に各国の立場を試す“踏み絵”のような意味合いを持っているように見える。
米国の対イラン政策に強く同調する国は通過を認められにくく、逆にイランとの関係を維持したい国は通過しやすくなる可能性がある。日本はこれまでイランと友好関係を築いてきた歴史があるだけに、国内で不用意な発言が外交上の火種にならないよう、国会での議論には慎重さが求められる。野党にも、揚げ足取りではなく建設的な質疑を期待したいところだ。中国との関係が高市首相の台湾に関する発言をめぐって冷え込んだことを繰り返してはならない。
4、「戦後のイランの経済復興に協力するよ」この一言でホルムズ海峡はフリーパスです。ウクライナの復興協力も日本が主導しているからね。過去の石油コンビナート建設協力の実績もある。(イライラ戦争で頓挫したが、イランは期待していた)戦後平和復興だからトランプも怒るわけじゃない。イランの復興協力による原油の見返りは大きいよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7d359ad2048146d4ff8d63d4772ad3577a387e83,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]