大島元衆院議長は、異例の速さで進む新年度予算案審議に関し、国会の議論を尽くす重要性を訴えました。歴代最長任期を持つ議長経験者として、国会は国民のための場であるべきだと強調。審議のプロセス短縮は民主主義政治の質を損なう可能性があり、説明責任を欠いた強権的な政治は危険だと述べました。また、与党時代の経験を踏まえた「話し合い」と信頼関係の重要性を示しつつ、野党にも社会保障や安全保障の議論充実が必要だと指摘。さらに、党首討論の活用に期待を寄せ、現政権の外交姿勢についても国際協力体制の強化を提起しました。

現状、大島元衆院議長の指摘は日本の政治運営における深刻な問題を露呈しています。速やかな予算案審議に固執する現状は、民主主義の本来の使命である「議論を尽くす」プロセスを軽視していると言わざるを得ません。審議がスピード重視となれば、私たちの生活に直結する重要な政策が利害や配慮不足のまま成立する危険性が生じます。
これは議会政治の崩壊と国民の信頼を失わせる道を開くものです。
問題の本質は、制度設計への怠慢です。速い審議が求められるのであれば、それを補完する仕組みが必要です。例えば、事前に透明性の高い議論を行う場の設置、国会採決全数の内容公開の義務化、公聴会を義務化し多角的な意見を取り入れる仕組みを強化すべきです。さらに、野党との対話の場を確保し、意見交換を制度的に保証する改革が急務であると言えます。
明治以来培われた議会政治が持つ価値は、綿密な議論を経て国を良くしようとする努力そのものに根ざしています。これを手間やスピードを理由に無視するのであれば、利便性のために民主主義の魂を売り渡す行為となりかねません。民主主義とは、コストを覚悟してでも国民全体の利益を実現する制度であるべきです。その本質を忘れるべきではありません。
ネットからのコメント
1、確かに十分な審議が必要な案件もあるでしょう。ただ国会が中継され、アーカイブでも視れるようになって久しいが「それ国会で聞く質問ですか?」というのも多々あることが知れ渡ってきた。
ただの遅延行為のようなものは別でやって頂きたいという国民目線があるのも事実です。
2、WBC云々質疑されてもね。中東問題だって数十年前から議論されてこなかったし。野党も批判ばかりではなく、提案からの議論へ移行出来ないのかな。米国との共同備蓄すら批判するなら、仕入れ先の提案をするなど国民生活優先して欲しい。会談で言った言わないや、責任転嫁などして議論が進むわけもなく無駄な時間を費やすだけ。
3、しっかりした審議と仰るが、それはお互いが真摯に予算の審議をする上に成り立っている事でしょう。各委員会に則した議論をするならまだしも、国や国民の生活に直結する予算委員会で予算の質疑もせずに関係ない質疑ばかり。予算委員会にメディアが入るのを利用して政権の揚げ足取りをする議員や政党がいるのでは、議席を得た与党の運営に国民も納得しているのでは。昭和の時代ではないので、予算委員会もタブレットで質疑応答をすれば時間も短く、後々言った言わないなどなくなります。もうそろそろ時代にあった議員運営やネットでの選挙に切り替えてほしいですね。
4、予算審議という名の批判や追及ばかりに時間割く必要あるのかな?この元政治家?は何言ってるのかな?こんなのが仕切っていたら予算に関係ない話ばかりで前に進まないよな。予算以外の事は別で有志でやればいい。しかし議員には捜査権や逮捕等の身柄拘束の権限はない。元ネタが週刊誌もいう政治家個人の事も予算とは何の関係もない。法に触れないなら質疑にするべきではないし審議に値しない。法に触れるなら司法が対応すれば良い。先ず立法府である国会としての責務を確実に果たしてもらう必要があり、慣例で何時間が審議時間だ、なんてナンセンスだな。無駄な質疑せず早期に採決するって事は良い事だし、今までいかに無駄があったか?がわかっただけ。歳費は血税なんだから議員は先ず自身のミッションを果たすべき。党利党略の政争の為の審議なんて国民に対する裏切りでしかない。つまらない質疑している議員に次は無いな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e4ed5f468c101f7008036c1687645cb8f77fb8b0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]