8月12日に放送されたテレビ番組『踊る!さんま御殿!!』で、MCの明石家さんまがクイズプレイヤー双子に対する発言が物議を醸しています。さんまはクイズ界で知られる東問・東言兄弟に「どっちが東大や?」と質問し、弟の東言が手を上げた後、兄の東問が「東京都立大学です」と答えると、さんまは「東大に行こうとは思わなかったのか」と尋ねました。
兄が「落ちたんです」と答えると、さんまは「それでお前は落ちてんねやろ!?」といじりました。この発言に対し視聴者からは不快感の声がSNSで上がり、さんまの学歴に対するイジりが批判の対象となっています。過去にも同様の批判を受けたさんまの感覚と世間のズレが指摘されています。
社会的な問題として明石家さんまの発言は明らかに非礼です。高学歴を持つ人々へのイジりは、視聴者に不快感を与えることが多く、笑いを取るための手段としては限界に来ています。このケースでは、学歴や大学受験という個人の努力と価値観に干渉することが明らかに適切ではありません。これにはいくつかの理由があります。まず、番組の中での学歴イジりは、本来重要な努力や達成を軽視する行為です。次に、こうした発言は、視聴者に無意識に学歴至上主義を助長する可能性があります。
そして、最後に、これを許してしまうと、さらなる文化的な傷を与えることになります。解決策として、まずは番組制作側が芸人の発言に対するリテラシーを高めるべきです。次に、視聴者からのフィードバックを明確に取り入れ、笑いの内容を再評価する必要があります。最後に、多様な観点を持つ幅広いゲストの意見を積極的に取り入れ、バランスの取れた番組運営を目指すことが重要です。笑いが人を傷つけるものであってはならないという価値観の定着が必要です。
ネットからのコメント
1、私も双子として生まれ、これまでそう言った心無いことは何度も浴びせられてきました。しかし、今回は、テレビ放送であり、全国民が目にするような場所で、このような負けを認めろと言わんばかりのような発言は、プライドが傷付きますし、観ているこちら側も悲しくなりました。東京大学は勝ち組で、東京都立大学は負け組扱いのようなニュアンスで発言されていたことに憤りを感じました。これまで、心無いことを浴びせられても、他人には苦笑いで返していたが、比べられている方はメンタルもやられます。どうか、相手の気持ちになって考えてから発て欲しいです。
2、番組作成プロデューサーの感覚もまさにオールドですし、すでにさんまさん自体も時代の波に乗れていない古い体質の方ですよね。見ていて気分が悪くなりますから、デジタルのお笑いバラエティー番組は見ません。こうしてオールドメディアは衰退して行くのでしよう。
3、学者や一般学生をいじってたり、硬い番組の討論なら不快だと思うかもしれないが、東兄弟はタレントみたいなもんでしょ?バラエティなんだし、いちいち指摘する方も変だと思うが
4、そりゃああれだけ常人の何倍も喋っていれば、誰かしらがカチンと来ることもあるでしょうよ。確かにさんまさんはちょっとしつこいなと思う時もありますが、それでも決定的な失言でメディアから遠ざかるなど、致命的なダメージを負った事がないところは、やはり喋りの天才なのだなあと思います。それとも記事の執筆者は、過度に炎上を気にしてビクビク喋るさんまさんが見たいのでしょうか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0ad2505ee0a40271116c0422a97f77c34d71576d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]