小泉進次郎農相が2023年10月15日にテレビ番組に出演し、今年の新米価格について言及しました。彼は5月の就任以来、コメ価格高騰の対策を行っており、現在新米が5キロ5000円超で販売されていると指摘しました。備蓄米と銘柄米の価格幅を示し、資材費や天候の影響を考慮してまだ適正価格を言う段階ではないとの見解を示しました。農業協同組合が農家に提示する概算金についても注視する姿勢を見せ、生産者の意見を引用しつつ、価格転嫁について消費者理解が必要と述べました。
コメの価格高騰に対する対応は批判が必要です。まず、価格の急騰は一般消費者にとって負担が大きく、異常な状況です。資材費の上昇や天候の影響は否定できませんが、価格高騰を受け止めるための制度が十分に整っていないことが問題の本質です。第二に、消費者が価格転嫁を理解するためには、透明で公平な価格設定が必要です。具体的な解決策としては、政府が資材費上昇に対する補助金を導入し、生産者と消費者の間に公平な価格転嫁の枠組みを確立すること。また、消費者教育を通じて価格変更の理由について理解を促進すること。そして、備蓄米の適切な管理と放出を行い、供給の安定を図ることが考えられます。断片的な対応ではなく、全体的な価格安定を目指した施策が必要です。
ネットからのコメント
1、米の価格は需要と供給のバランスで決まるものでしょう。
しかし1年で倍の価格になるのは異常としか言いようが有りませんね。なぜ農林水産省は詳細を把握できていなかったのでしょうか疑問ばかりです。適切な仕事をしていないと言われても仕方が無い状況ですよね。やはり政治の難しさは計り知れないので、優秀な政治家の皆さんのお誕生を願うばかりです
2、番組を見ていましたが、単純に価格がいくらかというだけの話ではなく、小泉さんも、ゲストコメンテーターの柳沢さんも、米農家の現状や今の日本経済の問題の中で、今後の対策などについても良い議論をされていたと思います。ネットの要約記事って、見出しは見る人が興味をそそられそうなところを前後の脈略に関係なく切り取ってきて、本文も要約した人の意志や感覚でいくらでも変わる恣意的なものなのだと、改めて感じます。
3、農家が利益を出すのはわかります、ただそこから消費者までの間が儲かるのは違うと思います!米と贅沢品が同じように商売して中間業者が利益を出すのでは無くて、生活必需品は別扱いするべきです昔は米穀通帳があって特別な許可が無いと売買出来なかった筈です自由に売れるのはいいけど、中間業者が多く入り、地方は備蓄米すら回って来ない所もあります!昔のタバコみたいにどこでも定価で買えるシステムがあってもいいと思います!
4、米の値段が上がるのは仕方がないが、値上がりによって農家から消費者の間が儲かるのはおかしい。便乗値上げをなんとか抑制するシステムを作ってもらいたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/abb1a7fd264ae66dcb33edf46ae3bd504a74705c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]