2016年熊本地震は、日本国外からの在留外国人に深刻な課題を浮かび上がらせました。震度7の地震が2度発生した大災害の中、外国人は言語や文化の壁に直面し、「地獄に入った」との絶望を吐露。避難所で必要な情報が日本語のみで記載されていたため理解できず、適切な支援が受けられなかったケースも多発しました。また、宗教文化の違いから求める支援物資への対応が悩ましい問題として浮上。例えば、イスラム教徒に配布されたビスケットが宗教上食べられず、物資が届いても避難所による外国人団体への偏見が壁となりました。この経験から、元被災者らは外国人の防災意識向上を目指し行動しています。熊本県内外国人も増加傾向にあるため、取り組みの重要性が増しています。

現状を振り返ると、あまりにも多くの障壁が在留外国人の支援を妨げていたことが明白です。地震の直接的な被害だけでなく、言語や文化、偏見が被害を一層深刻化させたという事実は看過すべきでありません。
避難所など公共の場での情報が日本語限定である現状は、災害大国である日本の制度の重大な欠陥を露呈しています。この問題は外国人にとって命にかかわる問題ですが、リスク管理の視点からも実態に進展が乏しい点は遺憾です。

改善への道筋として、まず全ての自治体が災害情報を多言語対応の標準化を義務付けるべきです。次に、避難所での文化的・宗教的配慮を実現するため、ハラルフードや特殊物資が提供可能となる仕組みを整える必要があります。さらに、地域住民と外国人間の相互交流を促進することで、偏見の根絶と災害時の円滑な協力体制を構築することが欠かせません。

「地獄だ」と感じる瞬間を、個人の失敗として片付けるのではなく、社会全体がその声に耳を傾けることこそ、災害を糧によりよい未来を築く第一歩です。
この問題を無視することは、次の災害につながりかねません。すべての人が安心して生きる権利がここにあることをもう一度見直すべきではないでしょうか。




ネットからのコメント
1、多くの避難民を出した東日本大震災が起きた2011年と比較すると、日本を訪れる外国人観光客の数は約7倍、日本在住の外国人の数は2倍弱にまで増えています。
また、今は地方でも外国人観光客や在住の人は増えていて、能登半島地震の際も避難経路が分からない人がいたそうです。そうした経験を踏まえて、自治体によっては訓練への外国人の参加や、外国語のパンフレットや説明などの対応をする所が増えているそうです。
2、移民の何が怖いって災害時だよね今既にルールを守れない、守る気もない人たちがあんな時に冷静でいるわけがない日本人の指示には従わない、話も聞けない、こういうところから日本人は不安に思うわけ。こういうのをクリアしてからいみんせ移民受け入れは進めてほしい
3、今、日本で災害が起きたら東日本大地震時や熊本地震の時のようにはいかず、給水や食糧・物資配給時に混乱が起こるだろう。待てない、『人より自分』というマインドの国の方々がたくさん日本にいる。近所でも、自分さえ良ければいいのか簡単なゴミの分別や日にちを守るというルールすら守れない外国人が多く本当に困っている。また外国の方々は驚くほど感情的にもなる。パニックは感染るので、淡々と粛々と対応する日本人のようにはいかないだろう。
パニックに陥らないためにも各地域、外国人のための災害マニュアルを早急に作成してほしい。
4、東日本大震災の際も被災した外国人たちが困り果てているというのが少し話題になりましたね。日本人も大変なのでそれどころではない状況でしたが。日本に遊びにくる、日本に住むということは日本人が経験している天変地異を同じく経験することになると認識して来ないといけないということでしょうけど、外国人労働者が増えるということは災害時も文化や言語を考えてやらなきゃならないということで手間暇かかりますね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/599624101391d9f484fe351ab054f2e121d09c25,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]