2016年の熊本地震後、熊本県嘉島町のイオンモール熊本で天井や外壁が損傷する爆発が発生し、死者が出た。従業員は一時避難後に施設へ戻っていたが、爆発前に離れて無事だった。熊本県八代市の日本製紙八代工場では煙突が倒壊し、従業員が閉じ込められて犠牲者が出た。企業防災の課題が浮き彫りになった。

地震対策とは、揺れが止まった後に安心することではない。イオンモール熊本の爆発や日本製紙八代工場の被害は、企業の防災意識が「被害が起きてから動く」段階にとどまっている現実を示した。建物の耐震性だけでなく、ガス設備、避難判断、現場の危険確認まで含めた総合的な備えが不可欠である。改善には、①地震後の立入禁止基準を明確化する、②防災設備の定期点検と実践的訓練を徹底する、③現場従業員の意見を反映したBCPを継続的に更新することが必要だ。地域の避難拠点となる大型施設ほど責任は重い。
命を守る防災は企業の負担ではなく社会への義務であり、利益や復旧速度を優先して安全を後回しにする姿勢こそ改めるべきだ。
ネットからのコメント
1、例えば飛行機の場合、乗務員は事故に備えた教育や訓練をこまめに行っていると思う。一方、イオンモールのテナントの場合、そこで働く人は社員だけでなくパートやバイトも少なくないはず。そんなイオンモールにおいて、夏休みで増えているであろう利用客を優先的に避難させたという事実は素晴らしいと思う。もしもスタッフが動転したり、我先にと逃げたりしていたら、パニックが起こっていたかもしれない。それでも犠牲者が出てしまったことは残念だけど、3000人もの人が無事だったことは、従業員の指示がしっかりしていたからこそだと思う。
2、別の記事ではおよそ3000人の利用客をしっかり避難誘導した、とありました。この一点だけ見ても非常に素晴らしい対応だったのではないでしょうか?今後の災害対策においても、参考にするべきではないかと思います。
3、今回の事例は、「揺れが収まったから安全」と考えることの危険性を改めて教えてくれたように思います。
被害に遭った企業は原因の検証をこれかられるとは思いますが、その教訓を広く共有してほしいです。同じような事故を繰り返さないためにも、BCPや避難マニュアルを実態に合わせて見直し、現場で本当に機能する防災体制が各社に広まることを期待します。
4、今回の事故は、地震の揺れそのものに建物が耐えていたから避難後に店内に戻るのは決して誤った判断ではなく、その後の爆発が想定外過ぎた結果だと思う。店内に荷物を取りに戻った従業員が被害に遭ってしまったようだが、基本仕事中は貴重品やスマホ・車の鍵は身につけてないだろうし、それが無いと帰れないし。お客さんは全員避難して犠牲者が出なかっただけ良かったとしか今のところ言いようがないと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/26f714a2fdd2c39b71488eeafd96c647f49760db,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]