Aさんは42歳で資産1億円を形成し、会社を辞めて早期退職を実現しました。しかし、制約のない生活が続く中、だらしない生活習慣が彼を支配しました。特にショックだったのは、娘から「嫌い」と言われたこと。妻の助言を受けて、Aさんは再び働く決意をします。現在、週4日勤務で定時退社する生活を送り、家族との関係も改善されました。FIREを経て、自分らしい働き方と家庭の重要さを理解したAさんは、人生の充実を取り戻したと言います。

仕事を辞めて自由を得ることに憧れる人は多いですが、完全な自由が必ずしも幸福をもたらすわけではありません。Aさんが直面した問題は、多くの人が想像している早期退職の夢の裏にある現実を明らかにしています。人との交流や生活のリズムが失われることは、人生の充実を阻害する原因となりかねません。Aさんの例から学べるのは、単に働くことを避けるのではなく、バランスの取れた働き方を見つける重要性です。具体的には、家族と相談して適切な職場環境を探すこと、フルタイムでなくても働く選択肢を考えること、そして社会とのつながりを重視することが挙げられます。あらゆるライフスタイルには利点と欠点があり、それらを理解した上で選択ができる社会が求められています。この事件は、資産の有無にかかわらず、自分に合った働き方を見つけることが真の自由につながるという教訓を提供しています。

ネットからのコメント

1、42歳とはいえ投資歴は20年。リーマンショック等も経験済みで、短期的下落や上昇で右往左往しないだろう。リタイア後に、家でゴロゴロというのをネガティブに書いてるが、逆に言えば無駄遣いせず堅実に生活してたとも言える。ここ1年半なら、資産内容によるが、退職時より資産は増えてるのでは？やり方によっては、フルFIREの継続も無理ではないと思うが、緩く働くのも悪くはない。年齢的にどちらの選択肢もあるのが、うらやましい。

2、これは本当に分る話で。実際に何もしないを３ヶ月も続けると、趣味があっても暇を持て余し始めます。生活リズムは個々で違うとは思いますが、夜型人間へとシフト。昼間に眠気が来るのでストンと熟睡。で夜は眠れない（それでも夜中の２～３時には寝落ち）のパターン。健康面でも調子が狂います。仕事のストレスと自分の人生がこのまま進むのが嫌で会社を辞めましたが、納得できる仕事があれば仕事はしていた方が身体精神共々バランスが取れます。この経験から健康面を気を付けるようになりましたし、６５～７０まで元気でいれば仕事半分・趣味半分で行こうと考えるようになりましたね。

3、FIREの友人が多いですがFIRE（働かない生活）って一つの才能だと思います。　お金の問題の才能ではなく、社会と分断されても苦にならないとか、人目は気にならないとか、自分独自の楽しみを見つけられるとか。　ただ働かなくてもいい資産になると会社勤務など時間の無駄でやっていられないのも最もです。　つい先週にあった友人（50歳でFIRE、現在64歳）は海外旅行もゴルフコンペも飽きてしまって10億以上の資産を運用しながらも携帯で隙間バイトに募集して月に何日かは若者と働いてると笑ってました。中年ロッカーみたいな格好してましたが。

4、自分は今年還暦間際にリタイアしたけど年金があまり多くないこともあり、相続した空き地を駐車場にして月極で貸したり、手持ちの範囲内で区分マンションを買って賃貸に出したりして定期的に収入が入る仕組みを作っている。そして不動産投資をやるには知識の習得が欠かせないので日々勉強したり、地元の不動産の情報収集も継続的にしている。また資金運用にしてもさまざまなところで情報収集しながらリスクの大小でバランスよく分けて、しかも長期、短期と考えながら分散投資している。

リタイア後は大半の人は現役時代一生懸命働いてきただろうから心身共に休むことも大事だけど、資産運用するなら金融や不動産の勉強、情報収集といくらでもやることはあると思う。