昨年2月に実施された日米共同統合演習「キーン・エッジ」で、自衛隊と米軍は台湾有事を想定し、机上演習を行った。中国が核兵器の使用を示唆する発言をしたという設定が組み込まれ、これに対抗するために自衛隊が米軍に「核の脅し」を求めたことが判明した。最終的に米軍は応じ、日本は核廃絶を訴えながらも有事に備えた核侵犯の可能性を示す動きが見られた。
この演習で中国を仮想敵国として明示し、シナリオは日米の限られた担当者が事前に作成した。防衛省からの詳細なコメントは得られていない。
日米共同演習における核の使用示唆は、核廃絶を賛美しながら矛盾した姿勢を露呈する状況です。唯一の戦争被爆国として、核の脅威を拡散させる行動は国際的な信用低下を招きかねません。問題の本質は、核抑止力に頼る防衛戦略が旗色を変える可能性を見落としている点にあります。日本は新たな防衛戦略を確立し、国際社会での役割を再考する時期に来ています。
具体的な解決策として、以下を提案します。まず、非核地域間での防衛協力を強化し、地域全体の安全保障を核依存から脱却させる。次に、国際的な核軍縮交渉の主導的立場を日本が担い、平和的解決策を追求する。
そして、国内における核反対世論を利用し、政府政策に反映するメカニズムを構築することが不可欠です。価値観の対比を通じて、日本がさらに堅実な平和国家としての道を歩むことが求められています。
ネットからのコメント
1、米国が、日本に対する侵略や攻撃に対し同盟国として報復する事を明確に宣言しない限り今後、日本の国内世論はますます、核武装に傾いていくでしょう。潜水艦に積んで、日本近海で潜航してもらえれば、これだけでも抑止力にはなると思う。
2、ロシアがウクライナに侵攻する前にアメリカ軍は派兵を明言していました。しかしアメリカ軍が派兵するなら核兵器を使用するとロシアが明言したのでアメリカは派兵をやめました。当然中国もロシアにならいアメリカ軍の派兵をやめさせる為に核兵器の使用を明言するでしょう。日本政府にはあらゆる事態を想定して後手後手にならないようにしていただきたいです。
3、断言しますが、アメリカが台湾や日本のために核兵器を使用することは絶対にありません。そういった場合は相手国がアメリカに対し核を使用すると通告して封じます。
現にアメリカのウクライナ派兵はロシアの核の脅しで取りやめとなりました。核なき国は核保有国に決して勝つことはできません。
4、理想論を掲げている平和主義者によって今後も核保有の論議が進まない可能性は高いが、もう中国の武力行使まで残された時間はけして多くないはずだ。核シェアリングと言っても米軍で可能性があるのはB61シリーズだけで欧州配備と合わせても確か400発程度しかないはずで、実質的にはシェアリングは難しい。これは極論になるがトランプ在籍中に取引として核保有の容認と核弾頭の売却も一考だと思う。時間も開発コストも勘案すれば抑止のための核武装はこの手段だと思う。良くも悪くもトランプならディールもあり得ると思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3909186758bbf1ce2b6bdfb6a6b31314107486d1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]