2023年8月27日、さいたまスーパーアリーナで開催された「超RIZIN.4」において、“路上の伝説”朝倉未来(33)が前フェザー級王者クレベル・コイケ(35)と4年ぶりに再戦し、判定2-1で勝利を収めた。前回対戦でクレベルに一本負けを喫した朝倉は、今回スタンド技術で優位に立ち、寝技でも堅実に防御。
試合はスプリット判定となったが、クレベルは結果を納得せず「判定は盗まれた」と激怒。「今日は絶対に負けていない」と主張し再戦を要求。試合後、朝倉へのリスペクトを示しつつも、「路上でも道場でも構わない」と激しい感情を抱えたまま次の戦いを求めた。
クレベル・コイケの激怒は、判定制度そのものへの疑問を投げかけています。彼の「試合が盗まれた」という主張は、観客やファンの応援が裁定に影響を与えた可能性を示唆しており、公平性が求められるスポーツイベントにおいて看過できない問題です。
MMAではスプリット判定などジャッジが結果を左右する場面が多い一方、採点基準の曖昧さや主観性が批判の的となり続けています。
この制度では、確実なフィニッシュを優先する選手が不利になる場合もあり、公平性に欠ける部分が指摘されています。また、イベント主催者やファン感情が判定に影響するようなシステムは、公正競技の理念に反します。
公平な競技とは、選手の努力が平等に評価されるべき場です。クレベルの怒りが叫ぶのは、こうした公平さが歪められる慣例に対する抗議です。このスポーツの未来を守るために、制度改革こそ不可欠なのではないでしょうか。
ネットからのコメント
1、RIZINに忖度判定がないとは言えないが、今回は普通に朝倉の勝ちだと思ったけどね。アグレッシブに組んでいってたのはクレベルだけど一度も極めの体制に入れなかったし、組やテイクを防がれて離れた時に打撃貰ってたし。
引き込んだ時に肘も貰ってたな。未来とはもういいから大晦日にケラモフと見たい。
2、悔しがるのはいいが、抱きついてるだけって印象が強い寝技でしたし、それは朝倉が攻略してたとしか言えないのでは?立ち技での手数も朝倉のほうが多かったのは見てわかるしね。ただ、お互い攻めてに欠けすぎてたから、激怒するなら何故もっと攻めなかったのって思われると思うけど。見てる側からしたら、もっと攻め合う激しい攻防を見たかったってもは多くの人が感じてるのでは?クレベルは今回は明らかに攻略されてた感はある。判定は僅差だけど朝倉軍配でいいのかなって。
3、逆になんで勝ったと思ったのか知りたい自ら仕掛けてはいたがことごとくテイクは切られスクランブルになればトップを取られパウンドも落とされてたよね終いにはテイク出来ず引き込み始めてそこでも展開を作れなかったなぜこれで勝ったと思った?なんならクレベルに1入ったのもびっくりなんだが
4、引き込む展開が多くなってしまったのと、引き込んだあとに朝倉の方が止まらずにアクションする回数が多かったのでアグレッシブさを評価されたのだと思いました。
実際にはクレベルは極めにいけなかったので下になっていた時間は評価されていなかったということでしょう。RIZINでは引き込んでから仕掛けるのがパターンになっていたし本人も得意なのだが、上から止まらずに動く相手にはなかなかMMAでの柔術が発動しないのが露見されています。金原とは違う方法でしたが、この戦い方も対クレベルには効果アリでしたね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a64c159ea50a9f5aa8ecd1cc43cb65ebd85f0c61,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]