厚生労働省は2024年4月から、いわゆる「130万円の壁」を緩和する新たなルールを導入します。現在、扶養家族であるパート労働者は年収130万円を上回ると社会保険に加入し、自身で保険料を負担する必要があり、就業調整が進む要因となっていました。新ルールでは、契約時の基本給で扶養認定が判断され、繁忙期の残業などで一時的に年収が増加しても扶養から外れにくくなります。ただし、超過額の基準は未定で、健保組合など個別の判断に委ねられます。この対応は労働者不足を和らげる一方、問題の根本的な解決には至らないとの指摘もあります。
この施策には一定の評価はできるものの、多くの課題が残されています。まず、「130万円の壁」という基準自体が生んできた現状の異常さを指摘する必要があります。所得や働き方に関する現制度は、特定の条件に縛られ労働者の自由を制限し、企業の人材確保にも影響を与えています。特に、扶養認定における「超過額の基準」が定まらない点は、個別判断の差異を招き不公平感を助長しかねません。
本質的には、「130万円の壁」という仕組みそのものが時代遅れであり、全労働者を包括する公正な社会保険制度が必要です。
解決策として、①一定の年収基準でない制度、②健保組合の一元化と運用基準の透明化、③全員厚生年金加入の普遍化が挙げられます。
この問題は、労働者に圧力をかけ続ける社会構造が背景にあります。それを正すためには、柔軟で透明性のある政策を推し進め、働きやすく公平な社会の実現が求められるのです。
ネットからのコメント
1、どうしてそんな複雑なことを考えるのですかね。単純に壁を130万円を200万円とかにあげればよいでしょう。税を複雑化しない方が良いです。
2、頑なに130万の壁を上げようとしない政府は意図的に日本人の働き控えを起こして外国人労働者を増やそうとしているのか?130万の壁を動かさない事で企業は安く日本人の主婦層や、助成金をもらいながら外国人を雇う事ができる日本人全体の手取りが手詰まりな原因は130万の壁が大きいと感じる他人事だと思わずに声を上げていかなければならない
3、何で壁なんだろう。そこを超えるか超えないか。超えた瞬間に、はい超えましたね!ってガツン!とくる。超えた分だけの率がかかればいいのに。
少し超えたら少しだけ。まぁまぁ超えたらまぁまぁ。結局少し越えるくらいなら控えようってそりゃなるよな。まぁまぁ越える、でも抑えようとするな。めっちゃ超えれる!って人なら頑張るけど、そこまで働けない事情のある人はやっぱり多少なら増やせるけどって程度なら控えるしか無くなる。人手不足からしたらみんなが多少働くの増やしてくれたらだいぶ助かるのにね。
4、なんで18歳以上60歳未満の働き盛りお金がかかる世代が130万の壁に悩まなければいけないんでしょうか?130万越えて国保に入ったとしても働き損になる…130万に抑えても物価高で生活が苦しい…もっと働いて収入を増やしたいのにと思う毎日です。60歳以上はなぜ180万までOKなのか不思議です。これ以上お金に苦しむのは辛すぎます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d73c52fee0e3e28b45e4b84ac0839fdcf48ec0c3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]